あんじゅホームで住宅コンシェルジュをしている田上(タノウエ)です。
本日は、『長周期地震動』についてお話しさせていただきます。
2月1日より、高層ビルなどが大きくゆっくり揺れる長周期地震動の揺れを、緊急地震速報の対象として発信することを気象庁が決めました。
『長周期地震動』とは、地震の際に高層ビルなどが大きくゆっくり揺れる現象のことを言います。
長く揺れ続けるという特徴と、震源地から遠く離れた場所まで伝わりやすいという二つの特徴があります。
この影響で、2011年の東日本大震災の際に、震源から遠く離れた大阪や東京でも被害が出たことを皆さんは覚えていますか?
700kmも離れた大阪でも『長周期地震動』が観測されました。
大阪府咲洲庁舎が入る高さ256mのビルでは、内装や防火扉など360箇所が損傷しました。
そのため、大阪府は耐震工事を実施いたしました。
政府の地震調査委員会は2022年1月に、南海トラフ巨大地震の40年以内の発生確率を「90%程度」としました。
そして南海トラフ巨大地震では、地震や津波による大きな被害が取り沙汰されています。
そのため緊急地震速報では、地震で震度5弱以上の揺れが予測された場合に発表されていますが、2月1日正午からは長周期地震動も発表の対象としました。
長周期地震動には4つの段階があり、高層ビルで立っているのが難しいような階級3以上が予測された地域に発表されます。
相続税軽減対策としてタワマン購入が盛んになりましたが、家具や家電をキチンと固定していなかったら、地震が起きた際に大怪我となる可能性を秘めています。
そのような被害を少しでも軽減させるべく、『長周期地震動』の速報を発信されるそうです。
2016年に関東・静岡・中京・大阪の一部地域では、『長周期地震動』の対策を実質義務化しております。
『長周期地震動』の特徴として長く揺れ続けるということから、揺れがおさまってからも船酔いのようになって体調を崩してしまいます。
そのため、火災等が起きた際は逃げ遅れてしまいます。
『長周期地震動』では先ず恐怖心が煽られますので、恐怖心を克服できるように事前の心構えをお願いします ‼
タワーマンションも良いと思いますが、木造の戸建て住宅で耐震等級3のシェルターのような家は如何でしょうか?
耐震等級3とは、消防署や警察署など防災施設の耐震基準です。
あんじゅホームの家は、耐震等級3が標準です!
ご興味のある方は、是非ともあんじゅホームへお問い合わせ下さい。
皆さまからのお問い合わせを、ドンドンお待ち申し上げております。
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