あんじゅホームで住宅コンシェルジュをしている田上(タノウエ)です。
本日は、『温故知新』についてお話しさせていただきます。
温故知新とは、過去にあったことをよく調べ、学び、そうして得られた知見を活かして新たな知識を得るということです。
また訓読では、「ふるきをたずねてあたらしきをしる」と読まれます。
最近、築20年前後のお客様から、外壁塗装や水廻り設備のリフォームについて相談を受ける事が多くなって参りました。
今から27年前の平成7年1月17日(火)5時46分、阪神・淡路大震災が発生しました。
阪神・淡路大震災が起きるまでは、在来工法で、屋根や庇を長くしたお家が主流でした。
これは、夏の日差しを遮ったり、長い年月を過ごす際の雨風をあたり難くするための工夫でした。
それが阪神・淡路大震災の発生から2年程経過したあたりから、地震に強いという事で主流は在来工法から2×4工法に変わりました。
それに伴い、軒の出を0にするようなお家が多くなって、昔ながらの日本家屋を見掛けるには田舎に行かないと見なくなりました。
それが、最近は「パッシブデザイン」という言葉に変わり、昔主流だった屋根や庇の長さなどが改めて見直され出しました・・・。(笑)
何という事でしょうか、ぐるっと一巡しました。
その中でOBのお客様とやり取りしていると、昔ながらの屋根や庇の長さのお家は経年劣化が少ないと感じます ‼
また新築時に初期投資をしたお家と、そうでないお家を比べても経年劣化の度合いに違いを感じます。
建売りやローコスト住宅などで、職人さんの腕や監督の管理の悪さなどが原因で質が落ちる住宅は、10年も経過するとものの見事に人間でいう「老化現象」が見られます。
本当であれば、このようになる前に健康に気を付けて食事や運動を行なっていれば・・・。
というように、住宅を人間に置き換えれば理解し易いのでは無いでしょうか?
このブログをご覧の皆さんが求めているのは長く住める家だと思います。
若い方と比べると、私自身に経験と知識という無形資産が溜まっています。
「パッシブデザイン」もお客様にお伝えしておりますので、この無形資産を『温故知新』を念頭に皆さまに提案して参りたいと考えます。
田上の『温故知新』にご興味のある方は、是非ともあんじゅホームへお問い合わせ下さい。
皆さまからのお問い合わせを、ドンドンお待ち申し上げております。
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