新！住宅ローン控除を深堀り！　～後編～

2022年06月18日 19:00:00ライター:田上カテゴリ:住まいづくりのお役立ちコラム

あんじゅホームで住宅コンシェルジュをしている田上(タノウエ)です。
本日は、昨日に引き続き、『新しい住宅ローン控除』についてお話しさせていただきます。

昨日は、年収300万円〜600万円ぐらいのお客様の控除額については大きく変わらないことをお伝えさせていただきました。
今日は、世帯年収600万円以上の方がうまく利用する方法について、お話ししたいと思います。

最近、あんじゅホームにお問い合わせいただくお客様の多くが、奥様が働いておられます。
実際に夢のマイホームをご検討されている方の多くが、世帯年収600万円〜900万円前後の共稼ぎ世帯だと思います。
そのようなご夫婦にとっては、2022年度の『新しい住宅ローン控除』を上手く利用すればお得感が増すと思います。
その方法は、ペアローンを活用する方法です！

■ペアローンとは？

ペアローンとは、共働きのご主人様と奥様がそれぞれ住宅ローンを1本ずつ、つまり夫婦で2本の住宅ローンを借り入れる方式です。
住宅ローンは2本になりますが住宅の所有権は共同名義になり、年収やご夫婦それぞれの自己資金割合が持ち分になります。
例えば、ご夫婦の年収割合に応じて借入金額の7割をご主人様、3割を奥様が住宅ローンを組む場合、住宅の所有権も7割がご主人様、3割が奥様となります。
このペアローンのメリットは、2人で借入をすることで単独より借入金額を増やせることです。
また、夫と妻がお互いに相手の連帯保証人になるのも特徴です。

このペアローンを利用することで、ご夫婦共に節税効果が期待できます ‼
なぜなら、ご主人様単独で住宅ローンを組まれるよりも、住宅ローンの還付金額が多くなりますので節税効果が増します。

ペアローンって大丈夫なの？

ペアローンについて、皆様はどのような印象をお持ちになりましたか？
実際に、ペアローンをご検討されるご夫婦からよくいただく質問事項をご紹介させていただきます。

Q1.ペアローンを組むと、夫が単独で住宅ローンを組むよりも借入金額が増えて嬉しい反面、妻が出産や育児等で会社を辞めた際の支払いが心配で二の足を踏んでしまいます。

A1.そうならない為に「ライフプラン」の取り組みをお薦めしています。

Q2.どちらかが亡くなった場合はどうなるのですか？

A2.亡くなられた方には団体信用生命保険が付保されていますので、亡くなられた方の住宅ローンは０になります。
ただし、ご存命の方の住宅ローンは残っていますので、引き続き支払う義務があります。

Q３.夫が先に他界し妻の住宅ローンだけが残った場合、支払いや子供に関する生活費が心配です。

A3.団体信用生命保険の割合をご主人様に10割付保する事が可能な銀行があります。
通常の銀行は、ご夫婦の年収割合に応じて借入金額や団体信用生命保険の割合も決まって参りますが、ペアローンを一本で組んで土地や建物の持分割合で住宅ローン控除をご夫婦ともに受けて、団体信用生命保険の割合をご主人様へ10割付保できる銀行があります。
また「ライフプラン」を相談する事で、夢のマイホーム後の未来予想図が想像できますので安心できると思います。

このようなことから、年収に合わせた対応策が必要です。
あんじゅホームは、「認定長期優良住宅」が標準仕様で、追加金額をいただく事はありません！
また、二階建ての場合は「耐震等級３」が標準仕様で、全ての建物を「許容応力度計算」に基づいて構造計算いたしますので、耐震性もご安心いただけると思います。
それとご希望されるお客様へは、第三者がお客様の将来に渡る収支を聞き取り、そのご家族の「ライフプラン」を冊子にまとめてくださいますので、ぜひご相談ください。

『新しい住宅ローン控除』は、夢のマイホームをご検討されているお客様にとってはどこの建築会社に依頼するかで、控除額やご夫婦の心配事が大きく変わって参ります。
そんなお悩みを一発解消したいお客様は、直ぐにあんじゅホームで住宅コンシェルジュをしている田上(タノウエ)までご連絡下さい ‼
皆さまからのご連絡を、ドンドンお待ち申し上げております。

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