あんじゅホームで住宅コンシェルジュをしている田上(タノウエ)です。
本日は、「改正建築物省エネ法」についてお話させていただきます。
2021年4月1日より施工される「改正建築物省エネ法」をご存じでしょうか。
“地球温暖化対策”と“エネルギー需要構造の安定化”の両面からみても、省エネルギー対策が不可欠な状況です。
そんな中、「2030年度のエネルギー消費量を住宅・建築物分野において2013年度対比で約2割削減すること」を目的とし、政府が策定した地球温暖化対策計画(2016年5月閣議決定)において求められ、施行されるのが「改正建築物省エネ法」です。
それでは、具体的に改正された内容を簡単にご説明します。(※)
※床面積の合計が300㎡未満の住宅の場合に限ります。300㎡を超える住宅や建築物に対する内容は異なります。
① 建築士の説明義務
建築士は、建築主(お客様)に対して、「省エネ性能」について書面を交付して、説明が義務付けられます。
建築士から建築主(お客様)に対して説明する内容としては、以下の2点です。
・省エネ基準への適否
・適合しない場合には省エネ性能確保のための措置
なお、建築士事務所は上記内容を説明した旨を記載した書面を15年間保存する必要があります。
② 建築主(お客様)の努力義務
建築主(お客様)は、建てようとする住宅について、省エネ基準に適合するよう努力することが義務付けられています。(努力義務)
積極的に設計士からの説明を求めて、省エネ基準に適合する住宅を目指すことをお勧めします。
あんじゅホームでは、初めてご来店いただいたお客様に対し「改正建築物省エネ法」についてご説明し、建築主であるお客様の考え方をお聞きしながらプランや使用する製品を選定して参ります。
性能を上げれば建築コストは上がってしまいますが、もちろんメリットもあります。
省エネ基準を満たした「省エネ住宅」のメリットについては、明日のブログでお話しさせていただきますので、ぜひ合わせてご覧ください。
また、そのメリットも踏まえたうえで、ご家族の生活スタイルとライフサイクルコストを鑑みながらご提案させていただきます。
その一つのして、私どもはお客様ご家族のライフプランもご提案させていただいています。
省エネ基準を満たした住まいだけでなく、家計の見直しやコストダウンのお手伝いもさせていただきますので、ご自宅を建てるのであれば、ぜひあんじゅホームへお問い合わせください。
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