あんじゅホーム社員ブログ
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あんじゅホームの標準仕様vol.13

2017年07月20日 20:22:50ライター:あんじゅ公式カテゴリ:あんじゅホーム社員ブログ

皆さん、こんにちは!

設計1課のタカダです。

 

本日は木曜日のあんじゅホームの標準仕様に関するブログ第13回目です。

どうぞよろしくお願いします。

 

 先々週の続きです。

WB HOUSEは奥が深く、お伝えしたい内容が多くありますので

4回に分けて、ご紹介したいと思います。

 

 

 

 

本日のテーマは[WB HOUSE]です。

[WB HOUSE -其の3]

「家族と家を健康に保つ工法」

WB HOUSEは家族と家の健康を保つことができる工法です。

 

家族と家にそれぞれ着目して、お話させていただきます。

 

まず家族の健康についてですが、“シックハウス症候群”最近では、聞いたことがあるという方も多くいらっしゃる言葉だと思います。

 

1997年頃から購入した新築住宅で生活していて、めまいや吐き気、湿疹等の症状がでる方が急増しました。

当時、シックハウス症候群は建築資材から揮発した有害物質が原因だといわれていました。

 

 

 

その後2003年には建築基準法が大きく改正されて

①室の使用用途に応じて、内装に使用できる建材に制限ができた。

②24時間換気設備が義務化された。

③天井裏等の建材も使用に関して制限ができた。

④クロルピリホスが使用された建材の使用が制限された。

 

など、新たな規制が加わりました。

 

 

どこのハウスメーカー、工務店でも法令は遵守しているかと思います。

ですが、いまだにシックハウスや、アレルギー、アトピーの症状を訴える方は増え続けています。

 

それは、

①24時間換気設備では換気が不十分な場所が発生する。

 また、節電や室温管理のため24時間換気設備の電源をOFFにしている方が多い。

 

②暖かさを得るために空気や湿度を逃がさない高気密な住宅が増えたこと。

 (昔の家は隙間がたくさんあった)

 

③いくら家づくりで安全な建材を使用しても、有害物質は家具、洗剤、衣服、プラスチック製品などにも含まれていて、住んでからの方が増える傾向にある。

(24時間換気設備は建材から揮発する有害物質や人の呼吸による空気汚染による

換気量を想定しているため換気量が不十分となる。)

 

などが主な原因だといわれています。

 

 

②については機械換気などの計画的換気をしなくては以下の

ようなサイクルを生み出してしまう可能性があります。

 

人間1人から一日1.5リットルの水分が出ています。

4人家族ですと一日6リットルの水分が室内に出ています。

人が住むことで室内温度と部屋の中の湿度が上がります。

(人が住んでいない家は結露しません。)

湿度70%を超えると壁や床下でカビが発生する。

カビが発生すると、カビをを食べるダニが発生する。

アレルギーの原因となる。

 

というサイクルでアレルギーの原因は発生してしまいます。

 

上記を踏まえて、次のことを考えてみて下さい。

 

 

 

 

人が一生で摂取する物質を重量で比べると、約80%が空気です。

空気はすごく軽いのですごい割合です。

かつ、摂取する空気のうち室内空気は全体の57%を占めます。

 

 

 

 

 

室内空気の衛生を保てなくると、まず影響を受けるのは、床に近い部分の空気を

吸い込む、子ども、特に乳幼児です。

次に家に長くいることが多い主婦の方です。

 

家族を守る、楽しく健康で過ごせるためのお家で不健康になる、そんなシックハウス症候群は絶対に失くしたいと考えます。

 

シックハウスを完璧になくすことができる工法は存在しないとは思いますが、WB HOUSEは

シックハウスの抑制に貢献できるかもしれません。

 

(その仕組については過去のブログ[WB HOUSE -其の2]を参照して下さい。)

続いて家の健康ですが、

湿気は家の健康にとっても悪影響を与えます。

計画的な換気をできていないと壁内で内部結露を生じて蒸れ腐れを

引き起こし、気付いた時には柱や梁は構造躯体としての機能を

失っているかもしれません。

 

 

 

 

そうなると地震が起きたときに倒壊することは免れないでしょう。

 

また、昔の家は隙間も多く、仕上げ材も土壁などが使われ通気や換気が計画せずとも行われていました。

現在は気密性の高い家が増え、室内の内装にビニールクロスが多用される傾向にあります。

ですが日本の夏は高温多湿であるため、特に夏は計画的な換気ができる仕組みが必要です。

 

WB HOUSEは家全体に呼吸させる工法です。

壁内部の通気層やコットン製のクロスや漆喰の壁によって壁の内部結露を防ぎます。

(その仕組については過去のブログ[WB HOUSE -其の2]を参照して下さい。)

 

 

 

 

本日は「家族と家を健康に保つ工法」についてご紹介させていただきました。

文字が多く分かりにくいかと思います。

 

WB HOUSEを採用されたお家の見学会なども実施していますので

ぜひ興味がある方は体験してみてはいかがでしょうか。

 

 

まだまだご紹介したいことはありますので次回に続きます。

 

本日のブログは以上です。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

来週は最後、WB HOUSE -其の4の予定です。

どうぞ宜しくお願い致します。

 

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