戸建て工務店 現場レポート
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たかが釘一本、されど釘一本

2017年03月09日 12:00:00ライター:あんじゅ公式カテゴリ:戸建て工務店 現場レポート

こんにちは!
 
工務の山口です。
 
 
 
今週も完成現場見学会を行います!
 
3月11日(金)、3月12日(土)です!
 
あんじゅホームの見学会は、他社と違い現場監督や設計担当もお家の案内をしています。
 
なので、現場のことをより詳しく聞くことができます。
 
家の仕様だけでなく、耐震性、安全性、居住性、デザイン性など気になることがあれば是非、見学会にお越し下さい(^^)
 
 
 
今回は、私が見学会でお話ししている内容を少しお話します。
 
 
 
見学会に来られるお客様からよくご質問頂くのは、「あんじゅホームってどういう会社なのか?」です。
 
簡単に説明すると、創業者が60年大工をしていて、定年後に創った会社があんじゅホームです。
 
創業者が大工をしていたのもあり、現在あんじゅホームで働いて頂いている職人や協力業者は、すごく腕のいい方たちが集まっています。
 
大工さんに対しては、会長のこだわりで釘一本一本丁寧に施工するように指示しております。
 
なので、あんじゅホームは釘一本妥協の許さない会社です。
 
 
例えば、床材の下地材で剛床と呼ばれる厚み24ミリの合板があります。
この剛床を留めるのは長さ75ミリの釘です。
昔は釘をすべてカナヅチを使って一本一本留めていました。
ですが、最近では、※釘打機で剛床を留めています。
 
(写真1)釘打ち機
※釘打機は(写真1)空気の力を利用して釘を打つ道具です。
しかし・・・
釘打ち機だけでは、剛床と下地の間に隙間ができてしまう事があります。
あんじゅホームでは、この隙間ができないように、釘打機で打った後にカナヅチで締め固めています!
ここまでしている会社は正直少ないです。
ここまでしていない会社の理由は、工期がないとか2度手間だからなど理由にならないことばかりです。。。
 
 
あんじゅホームでは、工事着工からお引渡しまで大体半年かけて工事をしています。(規模と内容によって多少誤差はあります。)
なので、あんじゅホームの職人さんも手間のかかる仕事でも十分にすることができます。
 
剛床と下地材の間に隙間ができると、あとあと床鳴りの原因になる可能性があります。
なので、手間がかかることでも住んでからの事を考えると絶対にやっておかないといけない作業なのです。
 
 
 
さらに剛床は、釘を留める間隔や打込み深さまで決めています。
 
(図1)
 
 
職人が施工したあと、監督が基準どおりに施工できているのかは必ず確認します。
 
最近では、長期優良住宅にされる方がほとんどです。
長期優良住宅のお家にするには、様々な基準や規定があります。
その一つに※耐震等級2以上という規定があります。
耐震等級とは、住宅性能表示制度および耐震診断により、建物がどの程度の地震に耐えられるかを示す等級です。
※例えば、耐震等級2は数百年に一度の大地震でも倒壊・崩壊しない。(建築基準法の1.25倍の対策がなされている。)
 
 
長期優良住宅は、市役所などの役所に書類を提出して認定が下りれば、長期優良住宅になります。
しかし、実際に役所の人が現場にきて長期優良住宅の仕様になっているのかを確認しに来ることはありません。
ということは、剛床の釘が浮いていても、浮いていなくてもお家は長期優良住宅のお家です。
 
結局は全て施工している会社次第になります。
 
現場の職人や現場のチェックをする監督がすごく重要になってきます。
なので、たかが釘一本ですが、その釘一本でも丁寧に仕事しているかしていないかで、大きく変わってきます。
 
 
このようなお話しを、見学会では模型を見て頂きながらご説明しております。
気になる方は是非、見学会にお越し下さい(^^)
 
 
 
それでは、今回はここまでです。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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