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材をにらむ

2017年03月19日 13:23:10ライター:あんじゅ他スタッフカテゴリ:戸建て工務店 現場レポート

こんにちは！工務部の安良城です。

日中が暖かくなってきましたね。

早く春になってほしいですね～

 

さて、本日は木材のことについて説明いたします。

 

 

木造の家は、名前の通り構造、下地、又は仕上げに木材を使用します。

中でも「無垢材」と言われる木材は丸太からそのまま切り出して使われる材で、

木目がキレイなものは和室の造作材に使われたり、または家具に使用されています。

 

ただ、この無垢材が曲者なのです。

 

あんじゅホームではＫＤ無垢材というものを箇所箇所で使用しているのですが、

（※ＫＤとはkillin dry　人工乾燥させた木のことを指します。）

無垢材は乾燥すると収縮を起こし、多湿な時期には吸湿をし膨張します。

こういった作用で木は反ったり、ひねったり、むくったりするんです。

 

そんな作用を見抜いて大工さんは木を組んで家を作っていきます。

時に、大工さんが「木をにらんで○○・・・」と言うことがあります。

 

木をにらむとはなんでしょうか？

 

 

ＫＤ無垢材（45×45）の材料です。

横から見るとまっすぐかなーと思うのですが・・

 

 

 

かなり左に沿っていますね。

 

 

まっすぐな材と合わせてみると一目瞭然ですね。

こうやって材を注視することを大工さんは「にらむ」と言います。

 

曲がってしまった材を使用すると仕上がりに大きな影響を及ぼします。

長くキレイに住める家を作るために木の癖を見抜き、家を造っていきます。

 

本日の工務ブログは以上です！

ありがとうございましたー！

 

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