神戸のリノベーション・リフォームブログ

【リフォーム】古き良き昭和の団地を現代の暮らしに蘇らせる

こんにちは!リフォーム/アフター担当です。
今回は、団地のリフォームに秘める無限の可能性についてご紹介いたします。

築50年以上の団地。昭和の時代に建てられたその空間には、日本の住宅文化が色濃く残っています。しかし、現代のライフスタイルには少し不向きな間取りや設備が目立つのも事実です。
「古い団地だから仕方ない」と諦めていませんか? 実は、適切なリフォームを施すことで、団地は驚くほど快適でおしゃれな空間に生まれ変わるのです。

全3回の連載で、築50年を超える団地の1室を、現代的なデザインと機能を兼ね備えた住空間へと改造した過程を詳しくご紹介していきます!

現状の課題

  1. 和室の再活用が必要
    畳敷きの和室や押し入れがそのまま残っており、スペースの使い方が限定的。
    特に押し入れは奥行きが深く、使い勝手が悪いため「物を詰め込むだけの場所」になりがちです。
  2. 収納力の不足
    現代の住まいでは、衣類や小物、家電を効率よく収納できるスペースが必要です。従来の押し入れでは、収納の汎用性に欠けるため、家族構成やライフスタイルに合わせた改造が求められます。
  3. 老朽化した床や壁
    フローリングの傷や畳の痛みが目立ち、住む人にとってストレスになっていました。
    壁紙も黄ばみや汚れが目立ち、部屋全体が暗く見えてしまいます。

リフォームで解決する方法

課題が明らかになったところで、次に目指すべきリフォームの方向性を設定しました。

  1. 和室を洋室化し、空間の汎用性を高める
    畳を撤去し、フローリングを敷き直して明るい洋室に変えます。
    押し入れを現代的なクローゼットに改造し、収納力を大幅に向上。
  2. 収納スペースのアップデート
    押し入れを解体し、ハンガーポールや棚板を設置して使いやすいクローゼットに。
    奥行きの深い収納スペースを活かしつつ、デッドスペースをなくす設計に。
  3. デザイン性と快適性の向上
    フローリングは木目調で温かみがあり、耐久性と掃除のしやすさを考慮。
    壁にはグレーのアクセントクロスを採用し、シンプルで洗練された空間を演出。
    床に断熱材を取り入れ、冬でも暖かく過ごせる仕様に。
  4.  設備の見直し
    配管を目立たなくする工夫を施し、全体のデザインを損なわないように。
    エアコンや照明など最新の省エネ設備を導入し、暮らしやすさを向上。
次回予告

次回は、実際のリフォーム工事の流れについて詳しくご紹介します。解体から始まり、どのように部屋が変わっていくのかを、写真付きで解説していきます。リフォームを検討中の方にとっても、参考になる情報が満載です。お楽しみに!

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