あんじゅホームスタッフブログ

【コラム】 降水量の目安

菅原 悌

いつもブログをお読みいただき有難うございます。
あんじゅホームの菅原です。
非常に強い台風10号が九州地方を暴風域に巻き込みながら北上しています。

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この度の台風10号は動きがゆっくりであるのが特徴です。
ニュースによると時速10km、自転車並みのスピードだそうです。
そのため九州南部や奄美地方は暴風の吹く期間が長くなっています。
また線状降水帯が各地で発生しているため48時間雨量が500ミリ以上のところもあり
平年の8月1ヶ月分の1.5倍~2倍に達しているそうです。

さて、ニュースで良く耳にする「降水量〇〇ミリ」ですが、実際にどのくらいの雨が降っているのでしょうか?
気象庁によりますと、1時間で20ミリの雨なら表現としては「強い雨」で
イメージとしては土砂降りで傘をさしていても濡れ、車のワイパーを早くしても見えづらいくらいの雨の様です。

降水量50ミリでは「非常に激しい雨」で
滝のように降り傘は全く役に立たなくなり、車の運転が危険なレベルです。

 

48時間雨量が1000ミリ近くになる地域もある。というニュースも耳にしました。
平均すると20ミリ以上の強い雨が丸2日間降り続けていることになります。
車のワイパーを早く動かしても見えづらい程の雨が48時間も降り続けていると想像するととても怖いですね。
週末には関西にも近づいてきます。
今のうちに災害への備えをしておきましょう。