あんじゅホームスタッフブログ
【コラム】 発電する窓を開発
いつもブログをお読みいただき有難うございます。
あんじゅホームの菅原です。
YKKAPは太陽光パネルを取り付けた「発電する窓」の開発で関電工と提携したと発表しました。
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ペロブスカイト型太陽電池をご存知ですか?
「ペロブスカイト」と呼ぶ特殊な構造の材料を用いた次世代型の太陽電池のことです。
電極やフィルムを重ねても厚さがおよそ1ミリメートルと非常に薄く、軽くて折り曲げることができます。
これまで設置が難しかった建物の壁や窓、湾曲した屋根にも設置できます。
重さも気にならず工場や倉庫といった建物の屋根にも設置しやすいという特長があります。
この度YKKAPは、このペロブスカイト型太陽電池を取り付けた建材を開発し、2026年の市場投入を目指しているそうです。
YKKAPが商品開発を担い、関電工が発電システム全体を開発。
既存ビルでも取り付け可能な内窓タイプや壁面部分に取り付けるタイプの2種類を開発します。
YKKAPの魚津彰社長は記者会見で「窓で断熱できる機能を持ちながら、発電できる商品にする」と話しました。
24年度内にも実証実験を始め室内の明るさや効率よく発電できるかを検証します。
国内の太陽光発電割合は22年度が9.2%で政府は30年度に最大16%に引き上げる計画です。
太陽電池つきの窓で設置場所が増えれば再生可能エネルギーの普及につながると期待されます。
出典元 日本経済新聞