あんじゅホームスタッフブログ

【コラム】 スペースパフォーマンスのお話し

菅原 悌

いつもブログをお読みいただき有難うございます。
あんじゅホームの菅原です。
コスパ、タイパに続いて、スペパ(スペースパフォーマンス)も注目されています。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

スペースパフォーマンスとは、空間対効果のことで空間の利用効率を良くする暮らし方・過ごし方のことです。
住宅市場を取り巻く環境はここ数年で大きく変わっています。
建築資材や不動産価格の高騰で注文住宅・建売住宅を問わず建築費用は上がり続けています。
価格に直すと10年前に4,000万円で購入できた家が現在の価格で5,356円と約1.3倍に上昇しています。
また面積に直すと平均の住宅面積が10年前は132㎡だったのが現在では123㎡に縮小されています。

価格は上がるが設備や立地条件には妥協できない。
家を小さくせざるを得ないが広いリビングは諦めたくない。
そのような背景から限られた面積でリビングを広く使う間取りの工夫が求められています。
それがスペースパフォーマンスです。

例えば、対面式のLDK。
一般的にはキッチンの正面にダイニングテーブルを置きますが、キッチンをⅡ型にダイニングテーブルを横並びにすることでリビングを広くすることが出来ます。
そうすることでリビングの空間が90センチ近く広くなります。

広くなったリビング空間はリモートワーク用の書斎コーナーにしたり、小上がりの畳コーナーにしたりと多目的に使えます。

ただ単にリビングを広くするだけでなく、部屋としてのパフォーマンスを上げることで
使いやすく無駄のない空間にすることが出来ますね。

引用元 Panasonic様