【コラム】　エアコンは本当に1台でいいのか

いつもブログをお読みいただき有難うございます。
あんじゅホームの菅原です。
本当に１台のエアコンで家じゅう暖まるのでしょうか。

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先日のブログで、エアコンは「つけっぱなし」がよいのか「こまめに切る」のがよいのかを紹介しました。
色々調べていくなかで『30坪の家でも1台のエアコンで暖かい』というフレーズがたくさん出てきました。
そこで今日のブログは、エアコンについて深掘りをしたいと思います。

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そもそも、エアコンを購入される時に何を基準に選ばれていますか？
多くの方は、「〇畳用」を目安にされているのではないでしょうか。
かくいう私もその一人でした。

この対応畳数表示が何を基準に割り出されているかご存知の方はかなり少ないと思います。
この畳数は、実は今から60年前の1964年に制定されたもので、それ以降改正されることなく現在まで使われています。
1964年当時の住宅と言えば「無断熱住宅」です。

断熱性の歴史と数値につきましては過去のブログでご紹介しています。
過去ブログはこちらから

実際に弊社で建築させて頂いた2LDK、30坪でリビングに吹抜けのあるお家では、リビングには14帖のエアコンを設置しています。
30坪＝60帖なので畳数表示で購入するのであれば、LDK20帖用・寝室6帖用・洋室6帖用でも容量が不足します。
こちらのお家ではよっぽど寒い日以外はリビングの14帖用エアコン1台で過ごされているそうです。
現代の家づくりは高気密高断熱住宅です。
60年も前の性能とは雲泥の差です。
畳数表示通りのエアコンを選んでしまうとオーバースペックになってしまいます。
家電量販店で「リビングに吹抜けがあるなら少し大きめのサイズがよいかと・・・」などと勧められるまま購入すると損をしてしまう可能性が高いです。

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では、30坪の家が14帖用エアコン1台でまかなえる根拠は何でしょうか？
明日のブログでは、断熱性能と暖房能力についてさらに深掘りしたいと思います。
どんどんマニアックな方向に話しが進んでいますが、頑張ってついてきてくださいね！