あんじゅホームスタッフブログ

【コラム】 ウッドショックに引き続き

菅原 悌

いつもブログをお読みいただき有難うございます。
あんじゅホームの菅原です。
ウッドショックに引き続き建築向けの電線ケーブルが品薄になってきています。

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 引用元 木材新聞より

木材新聞によると住宅用から工場やビルなどさまざまな建築に用いる電線ケーブルが品薄状態の様です。
10月以降にケーブルの需要が増えたことが一因で、11月頃から入手しづらくなり
12月に入りより厳しくなってきました。
一方で、不足の問題は出ていないという住宅会社もあるようで仕入れルートにより状況は変わるようです。
過去にはウッドショックやコロナ禍による木材の価格高騰やトイレ、給湯器の不足など
住宅業界においては様々な製品で生産不足の影響を受け続けております。

この度の生産不足は複数の要因が作用しているようです。
一つ目は太陽光発電の普及です。
建築物の省エネ化促進の影響で太陽光発電の設置が増えたことが一因との見方があります。
特に東京都では2025年4月に太陽光発電設置の義務化が決まっており拍車をかけたとの見解もあります。
二つ目は大型工場の建設や大規模建築工事の影響です。
関西では大阪万博を控えておりその影響も指摘されています。
三つ目は円安等により原料の銅価格が上昇し生産コストが膨らんだ影響です。

 

主要メーカーは新規生産受注をストップするなど交通整理をしている段階で
業界全体がパニックにならないように受注状況の整理と供給化安定を図っています。

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建築の新築現場や産業用太陽光発電施設などからケーブルを切断して盗難する事件も増えてきているそうです。
こういった盗難は以前からも起きていますが直近ではケーブル原料の
銅価格が上昇していることが盗難増加を招いているようです。

万博といえば1970年にも大阪で開かれましたね。
私が最初に就職した設計事務所の所長は大阪万博の現場監督をされていたのですが
当時は鉄の値段が高く夜中に鉄骨を盗みにくる事件が頻発しており
若手社員だったので寝ずの番をしていたそうです。
いつの時代も同じような事件が起こりますね。