あんじゅホームスタッフブログ

【現場レポート】 上棟工事 前編

菅原 悌

いつもブログをお読みいただき有難うございます。
あんじゅホームの菅原です。
昨日より3日間に渡り土台工事~上棟工事の風景をお届けしています。
上棟工事は家づくりの中で1番の見どころです。

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土台工事が終わると上棟工事に移ります。
上棟工事は基本的に1日で終わります。
先日のブログで台風と上棟のお話しをしましたが
上棟の数日前から現場監督は天気予報を注視します。
今回の現場も天候に恵まれ、幸先の良いスタートです。

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レッカー車の配置

工場から運ばれた資材を2階、3階に揚げる必要があるのでレッカー車を使います。
道路上空には電線や電話線などがあるので資材を引っ掛けないように気を付けながら
組み立てる順番に運んでいきます。

レッカー車からは建物上部が見えないので資材を運ぶタイミング
降ろす場所などは棟梁の合図で行います。
ここで棟梁とオペレーターの息が合っていないとリズム感が崩れてしまいます。
チームワークがとても大切です。

 

柱・梁の骨組み

設計図では建物の角から「い・ろ・は・に・ほ・・・」「1・2・3・4・5・・・」と
碁盤目のように通り符号を付けます。
柱の場所を縦と横の通りで呼ぶためです。(6通・に通の柱といった具合に)
実際の柱にも「ろ1」や「は5」と 工場で印字された状態で現場に届きます。

印字通りに、向きを間違えないように柱を建てその上に梁を掛けます。
※「いの一番」という言葉がありますが
これは一番初めに建てる柱が「い通」「1通」だったのが語源だそうです。

 

構造用合板を敷く

柱・梁で骨組みを組立が終わると1階と同様に構造用合板を敷きます。
合板を敷き始めるまでは、梁の上を歩くことになります。

 

梁の幅は10㎝程度。
私は足がすくんで立つことすらできないです。
床に合板を敷き詰めようやく上棟工事の半分が終わりました。

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土地の条件によりレッカー車が使えない場合もあります。
その時は「手揚げ」作業となります。
柱・梁・合板を全て人力で揚げていく。
考えただけでもゾッとしますが、昔は手揚げが当たり前だったので
大工さんってすごいですよね。
明日は上棟工事 後編です。