【現場レポート】 基礎工事 後編
いつもブログをお読みいただき有難うございます。
あんじゅホームの菅原です。
2日間に渡り基礎工事の風景をお届けしています。
後編はコンクリート打設から仕上げまでです。
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配筋の検査が終わるといよいよコンクリートの打設です。
コンクリートは天候に左右されやすく、また季節(外気温)によっても品質が厳しく規定されています。
基礎工事の後編はコンクリート打設と仕上げのお話しです。
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コンクリート打設前
配筋の検査も終わり、いよいよコンクリートを流し込み・・・の前に
ここでもあんじゅホームは一味違います。
木造住宅では珍しい「受入れ検査」をします。
コンクリートの硬軟具合、塩分濃度、空気量などを検査します。
(もちろん鉄筋も工場で検査されたものを使っています。)
規定値に満たないコンクリートが来なかった事は今まで一度もありませんが
それでも受入れ検査をしていないコンクリートには不安が残ります。
100%間違いのないものを使うからこそ「安全な基礎」なのです。
いよいよ打設
ここまで多くの検査をクリアして、ようやくコンクリート打設です。
ポンプ車から送られてきた生コンクリートを締め固めていきます。
以前、経験のため圧送の管を肩に掛けさせてもらったことがあるのですが
想像以上に圧力があり、ふらついてしまいました。
仕上げ
コンクリートを打ち終わったら表面を仕上げていきます。
コテを使って表面を整えていくのですが、これもまた難しい作業です。
しかも1回では終わらず、現場によっては3回~5回繰り返して整えます。
表面がきれいに整ってようやく基礎工事の完了です。
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2日間に渡り基礎工事についてお届けしました。
文字通り建物の基礎となる部分でお家が完成してしまえば中を見ることができません。
故に、
・構造計算による根拠のある鉄筋量
・現場へ正確に伝えるための図面
・間違いを防ぐチェック体制
・品質が確保されたコンクリートの使用
一つ一つ確実にクリアすることで「安全な基礎」が完成します。