【現場レポート】 基礎工事 前編
いつもブログをお読みいただき有難うございます。
あんじゅホームの菅原です。
2日間に渡り基礎工事の風景をお届けします。
前編は配筋から検査までです。
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木造住宅の基礎には、「べた基礎」と「布基礎」があります。
あんじゅホームの基礎は全棟「べた基礎」です。
どちらの基礎も鉄筋を規定に従って配置し、そこにコンクリートを流し込み
定められた期間養生し、型枠を外して完了します。
基礎工事の前編は配筋工事と配筋検査のお話しです。
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鉄筋の規定
基礎の鉄筋量は構造計算で求めるか、もしくは仕様規定で決められています。
仕様規定とは建築基準法が定める最低限の基準であり
この基準さえ守っていれば「安全な基礎」と思われがちです。
しかし2階建てのお家でも構造計算をして基礎の鉄筋量を計算すると
仕様規定では鉄筋耐力が足りないという結果になることもあります。
個別のお家ごとに外力や建物荷重を算出して構造計算により安全性を確認する必要があります。
基礎図面
計算によって求められた鉄筋を正確に施工する必要があります。
そこで大切なのが基礎図面です。
専門的な図面になりますが、基礎伏図・基礎符号・配筋図が描かれています。
鉄筋の太さ・間隔などを間違いえないように図面を見ながら施工します。
配筋検査
配筋が終わるとコンクリートを流し込む前に間違いがないか検査します。
木造2階建てでは建築基準法に定められた行政による検査の必要ありません。
一般的な会社では基礎配筋は自社の検査となります。
あんじゅホームでは自社検査とは別に第三者機関による配筋検査を全棟受けます。
基礎図面を見ながら施工しても間違うこともありますし
自社検査だけですと間違いを見落とす可能性もあります。
第三者機関によるダブルチェックと基礎図面で初めて「安全な基礎」となります。
コンクリート打設
検査が終わると翌日はコンクリート打設です。
続きは明日のブログでお届けします。