あんじゅホームスタッフブログ

淡路島 土のミュージアムSHIDOへ行ってきました ≪後編≫ 

菅原 悌

いつもブログをお読みいただき有難うございます。
あんじゅホームの菅原です。

『淡路島 土のミュージアムSHIDO』の後編です。

塗り壁は土と水を混ぜるため、乾燥すればひび割れが発生します。
しかし接着剤を混ぜることでひび割れをコントロールできるそうです。
ひび割れが全くない塗り壁は現実的に不可能だと思いますし
私個人の意見ですが、そのひび割れ自体が塗り壁特有の表情になると思います。

あえてひび割れを多く発生させた仕上げパターンです。
ポロポロと落ちてきそうですが、そこは接着剤を混和しているので大丈夫です。

 

土壁の特徴と言えば、やはり調湿機能に優れていることでしょう。
当日は曇天で湿度も高くジメジメしていたのですが、建物内部が全て土壁でしたのでカラッとしていました。
洗面化粧台なども全て塗り壁で作られていてとても面白かったです

 

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通常、建築で使うタイルは
原料を成形し釉薬を施した後に窯で焼きますが、こちらのトイレで使用しているタイルは焼き工程をしていないそうです。
土と水を混ぜ、自然乾燥だけ製作しているので水が掛かるだけで色が変わり、タイル1枚1枚全て表情が違います。
焼き工程を行わないタイルは初めて見ました。