あんじゅホームで住宅コンシェルジュをしている田上(タノウエ)です。
本日は、『24時間換気の体感』についてお話しさせていただきます。
研修で、愛知県にあるパナソニックの春日井工場まで行って参りました。
研修内容は、『24時間換気の体感』です。
■24時間換気に第三種換気と第一種換気があることをご存知ですか?
第三種換気方式とは、入り口である給気口は自然給気。
出口である排気口に、ファンなどの機械換気装置が取り付いた方式です。
出口で空気を引っ張り出していることで、室内は外気より気圧が下がります。(負圧となる)
24時間換気方式の中で、1番普及している換気方式です。
ただ、入り口である給気口が自然給気なので、冬場は寒い冷気が室内に入り、夏場は熱風が室内に入って参ります。
対して第一種換気とは、入口である給気口・出口である排気口の双方にファンなどの機械換気装置をつける方式です。
機械により空気の出し入れを出すことで、効率良く計画的に換気ができます。
第三種換気と比べて価格が高くなる事から、建売住宅では性能よりも安価な第三種換気を設置することが多いみたいです。
■第三種換気と第一種換気の「湿度」はどう違うのか?
以前より、同じ環境下で第三種換気と第一種換気の「湿度」による違いを体感したいと感じておりました。
今回、愛知県にあるパナソニックの春日井工場まで行って、やっと同じ環境下で「湿度」による違いを体感することが出来ました。
<環境状況>
・エアコンは同じ温度(20度)に設定
・外気温はマイナス3度に設定
この同じ環境で、第三種換気を設置した部屋と第一種換気を設置した部屋の2部屋を比べました。
第一種換気の熱交換タイプは、室内に暖かい熱を戻してくれるだけで無く「湿度」も潤してくれますので、エアコンの温度が同じでも確かに暖かく感じます!
つまり私たちが寒さや暑さを感じるのは、温度と湿度のバランスということです。
そうなると、冬場に室内が乾燥していてエアコンの温度を上げても、暖かく感じにくいという事を頭に入れておいて下さい。
逆に夏場で例える方が、分かり易いかも知れません!
沖縄旅行へ行った方は、「湿度」の違いで暑さの違いを体感されたと思います。
関西は湿度が高くジメジメしていて暑苦しいが、同じ気温だったとしても沖縄県は天候がカラッとしていて暑く感じ難い事を体感されたと思います ‼
このように温度と湿度のバランスが、私たちの体感温度に直結しています。
自宅で快適に過ごしたいと思われている方は、是非とも第一種換気の熱交換タイプを標準仕様としているあんじゅホームへお問い合わせ下さい。
皆さまからのお問い合わせを、ドンドンお待ち申し上げております。
あんじゅホーム公式リンク
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