あんじゅホームで住宅コンシェルジュをしている田上(タノウエ)です。
本日は、『2025年問題 ②』についてお話しさせていただきます。
先日は、「4号特例」の縮小についてお伝えさせていただきました。
今回は、「省エネ基準の適合義務化」についてお話しさせていただきます。
これは、全建物の省エネ基準適合化判定が義務化されるという内容です。
改正建築物省エネ法が、2022年6月13日に参議院本会議で可決・成立しました。
2050年カーボンニュートラルの実現に向け、建築物分野での省エネ対策が加速されます。
日本政府は脱炭素社会に向け、住宅・建築物の省エネ対策について検討を進めています。
論点は「省エネ対策の強化」と「再生可能エネルギー導入の拡大」の2つに大きく分かれ、新築住宅の省エネ基準適合義務化は前者で、後者には太陽光パネル設置や蓄電池の利用拡大が含まれます。
実は新築住宅の省エネ義務化という政策テーマは、最近急に出てきたものではなく、これまで2回見送られています。
元々は、2015年から義務化する計画でした。
2013年くらいから検討していましたが、工務店などの業界団体が『まだ早い』とか『景気を冷やす』などの理由で義務化に反対して見送られました。
そこで、5年後の2020年からということになりましたが、それも見送られました。
省エネ性能の計算では、パソコンで専用ソフトを利用しますが、多くの中小工務店が対応できないからです。
つまり過去2回見送られ、今回が3度目という訳です!
■断熱性能等級が強化されます!
実はこの4月から、新しい断熱性能等級に「等級5」が新設されました。
また、2022年10月からは「等級6、7」も追加されることが予定されています。
1999年に新設された「等級4」のレベルが、認定長期優良住宅の断熱性能等級になります。
現在、このレベルを満たさない住宅を建築している企業が、まだまだ数多く存在しています。
しかしながら日本政府としては、2050年のカーボンニュートラルの実現に向けたロードマップを辿るべく着々と基準を上げています。
2022年4月から新設された「等級5」については、ZEH水準と同等とされています。
2022年10月から追加される「等級6、7」については、HEAT20のG2グレード、G3グレードと同等になります。
このような国の施策の流れを汲み取って、今から住宅を建築する場合は断熱性能を「等級4」以上である認定長期優良住宅以上の建物を施主として要求しないと、資産価値の無い建物になってしまいます。
そして2030年には、断熱等級が「等級5」のレベル以上になって参ります。
あと8年後には、ZEH水準以下の建物が資産価値の無い家になってしまいます。。。(泣)
しかし、このブログをご覧いただいている皆様はご安心下さい。
あんじゅホームで建築すれば、HEAT20のG1グレード以上の建物性能が標準です ‼
さらに、お客様のご要望があれば、HEAT20のG2グレード以上の家も建築可能です。
現在、西宮の苦楽園で建築中のT様邸が、HEAT20のG2グレードになります。
ご興味のある方は、T様邸をご案内させていただきます。
HEAT20のG2グレードにご興味のある方は、是非ともお問い合わせ下さい!
皆さまからのお問い合わせを、ドンドンお待ち申し上げております。
あんじゅホーム公式リンク
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