屋根断熱と天井断熱

2022年03月16日 19:00:00ライター:田上カテゴリ:住まいづくりのお役立ちコラム

あんじゅホームで住宅コンシェルジュをしている田上(タノウエ)です。
3月も半ばになり、随分と暖かくなって来ましたね！
そこで、本日は『断熱』についてお話しさせていただきます。

あんじゅホームでは、お問い合わせいただいたお客様に性能体験を行ってもらいます。
その性能体感を行ったお客様であれば、夏の陽射しで屋根が熱せられて就寝時に熱中症に罹る事があるのをご存知かと思います。
温暖化の影響で、昔に比べて随分と真夏日や熱帯夜が多くなっていると感じませんか？
天気予報だけでは無く、日々生活している上で皆さんも感じられていると思います。

上部の断熱には、大きく分けると天井断熱と屋根断熱の二種類があります。
現在建築されている家の多くは、天井断熱が大半だと思います。
写真やテレビで観る映像は、天井にグラスウール等を敷き詰めたものだと思いますが、これが天井断熱です。
天井断熱の場合は、屋根と天井の空間に暖かい熱気が溜まります。
また湿気も溜まりますので、小屋裏換気が重要になって参ります。
それでも熱気が天井から下の部屋に伝わってきて、暑さを感じるようになり、場合によっては熱中症になる危険性もあります。

クーラーをつけて寝られる場合は熱中症になる確率が下がりますが、窓を開けて寝られる場合が一番熱中症になる確率が上がります。
田舎であれば水辺から冷やされた風が舞い込んでくると思いますが、都会であれば各住戸でクーラーを回していますので、窓を開けていても熱風しか入って来ない可能性が高いと思います。
それに気付かず寝ていると、熱中症になったり睡眠不足になったりしますので、都会で暮らしている方は、お気を付けください！
解決策としてのお薦めは、先ずは窓を閉めてクーラーを掛けて寝ることです。

これから新築をお考えのお客様は、窓形状を引き違い窓では無く縦滑り窓にされる事をお薦めいたします。
窓形状を変える事で、風が入り易くなると思います。
また費用の問題はありますが、天井断熱では無く屋根断熱される事をお薦めいたします。
そうする事でロフトや屋根裏収納も検討できますし、何より熱気を屋根の所でシャットアウト出来ます！
作り手である大工さんが、一番屋根断熱の良さを感じておられると思います・・・。（笑）
屋根断熱している住宅であれば、工事中の現場でもお昼寝できると言っていました。

『断熱』にご興味のある方は、是非ともお問い合わせ下さい。
皆さまからのお問い合わせを、ドンドンお待ち申し上げております。

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