資産価値の高い家とは？

2021年07月16日 19:00:00ライター:田上カテゴリ:住まいづくりのお役立ちコラム

あんじゅホームで住宅コンシェルジュをしている田上(タノウエ)です。
本日は、『資産価値の高い家』についてお話しさせていただきます。

お問い合わせされるお客様の多くは、価格を安く抑えたいとおっしゃいます。
そのご希望は当然だと思う反面、初期費用を抑えて建築すると、往々にして毎月の電気代や外壁塗装等の修繕費が高くつくことになります！
初期費用を抑えて建築すると、築15年を過ぎた辺りから外壁や屋根の劣化が目立つようになります。特に、外壁コーキング(シーリング)の劣化が目立ちます！

転職前のお客様から先日相談があって、そのお客様宅を訪れた際に『資産価値の高い家』について考えさせられました。
そこは三軒並んだ建物で、それぞれ違ったご要望で建築いたしました。
皆さん予算を気にしつつも、それぞれご要望に沿った建物になりました。

A様は角地で、見栄えを良くしつつも予算を抑えたいとのご要望。
B様は真ん中で、出来るだけ予算を抑えて欲しいとのご要望。
C様は一番端の土地で、娘さんのご要望で可愛らしく見栄えのする長持ちする家をご要望。
A様、B様、C様のご要望を叶える為に、それぞれ色々な工夫と提案を行いました。

A様邸については角地なので、両アングルからの見た目を重視し建物と屋根形状を工夫いたしました。
外壁は21㎜のサイディング、屋根は瓦を使用いたしました。
但し、価格を抑えるために屋根勾配を抑えました。

B様邸については価格を抑えるために、坪数をA様邸、C様邸と比べて小さくいたしました。
外壁は18㎜のサイディング、屋根はスレートを使用いたしました。
但し、価格を抑えながらも建物を大きく見せる為に、屋根の高さをA様邸、C様邸よりも高くしました。

C様邸は一番端に位置しますが、娘さんのご要望で外壁は塗り壁と煉瓦にし、屋根も瓦で全体的に可愛らしい雰囲気になるように仕上げました。

築15年以上過ぎて改めてA様邸、B様邸、C様邸を客観的に考えると、建築当初は初期費用を抑えて建築するメリット大であったと思います。
ただ長期間住み続けるメリットを享受する為には、見栄えや金額的に抑える事も大事であるが、長期間住み続ける為の損益分岐点を考えながら提案する事が大事だと痛感いたしました。
その為にも、日々の知識吸収とレベルアップに励みたいと思います。

銀行から、建築業界に転職して23年が過ぎました。
その間、外部からあんじゅホームの家づくりや深見社長の考え方を観察して来て、この会社であれば田上が持っている力を発揮できると思いお誘いを受けました。

『資産価値の高い家』にご興味のある方は、是非ともお問い合わせ下さい。
皆さまからのお問い合わせを、ドンドンお待ち申し上げております。

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