あんじゅホームで住宅コンシェルジュをしている田上(タノウエ)です。
本日は、以前ブログでご紹介した『ウッドショック』についてお話しさせていただきます。
GW以降にニュース等で騒がれると以前のブログではご紹介しましたが、昨晩のWBS(ワールドビジネスサテライト)内でテレビ番組初だと思いますが、『ウッドショック』について大々的に取り上げられました。
内容は、コロナの関係でシカゴ木材先物価格が去年の今頃と比べて5倍以上の異常な高騰価格となっています。
その関係で、「日本の住宅価格も上がるのか?」との構成で番組が作成されていました。
建築販売業者の担当者がインタビューに応えており、現在輸入材が高騰し資材の流通も品薄状態になっていると謳っていました。
今年に入って木材の輸入量が減少し、木材価格が3割上昇しました。
よって6月以降の新築物件は、木材の種類変更を視野に入れているとの事。
また、中小事業者を中心に着工時期の遅れなどをめぐり、お客様とトラブルになっているケースが相次いでいると話していました。
コロナによるライフスタイルの変化と共に注文住宅の契約も増え、お客様の数が去年に比べ1.5倍程増えている事によります。
その一端は2021年9月末までに請負契約を締結し、2022年12月末までに入居すれば13年間にわたり住宅ローン控除を受けられる事に起因するかと思います!
そもそも、ウッドショックの震源地はアメリカになります。
コロナの拡大で富裕層が郊外の別荘地に移住し、需要と供給のバランスで質の良い中古住宅の価格が高騰しました。
またリモートワークの普及で、ワクチン接種が進んでいるアメリカは郊外への移住や一戸建て住宅の需要が高まり、新築住宅市場も活況になっています。
いわゆるバブルで、その為にアメリカの住宅木材価格が高騰しました。
それによって国産材が注目され、この一ヶ月で3割程も値上がりしました。
それでも、採算度外視で買付けしている製材業者も多いと聞きます。
理由は、輸入木材が品薄で高価格でも引き合いが殺到している為です。
アメリカ発のウッドショックが日本にも影響を及ぼしてきているので、国産木材を安定的に供給しようと国産木材の利用促進などを目的に、4月13日、建売分譲住宅の開発、販売などを手掛ける3社で「一般社団法人 日本木造分譲住宅協会」を立ち上げたそうです。
このようにウッドショックについて、WBSで報道されていました。
ただ木材不足は暫く続くと思われますので、私たちの会社も企業努力を続けながら出来るだけ値上げ幅を縮小できるように頑張ります!
私たちは皆さまの応援と共に頑張りますので、ドンドンとお問い合わせをお待ち申し上げております。
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