戸建て工務店現場レポート

和室詳細図　メーカー既製建具、既製造作材使用

こんにちは、設計二課で職人さん用の図面作成、構造計算、設備図、申請関係を担当しています、草野です。　

どうぞよろしくお願いします。

毎回、私が過去に作成した詳細図をご紹介させて頂いております。

今回は、前回に引き続き　和室詳細図をピックアップ致します。

最近当社では、洋風の和室が増えて来ています。

（※洋風和室の例：壁仕上げが一般的なビニールクロス、押入れの建具がクローゼットドアを使用、また戸襖や襖を使わない仕様です。）

今回は、この洋風和室で、内部建具とその周辺の造作材をメーカーさんの既製品（今回は、パナソニックさん）とした場合の詳細図をご紹介させて頂きます。

メーカーさんの既製品を使用する場合、サイズ、色、部材の最大長が決まっており、自由がきかない所がございます。

建具に合わせて　どのようなサイズの造作材を使うかをまず決めてから描き出します。

それでは、まずは平面図から。

続きまして　断面図。

少し地味かもしれませんが、既製品を使用した現場の写真です。

（今回は図面と違う現場の写真も含まれています。）

地味ですか？　ただ、畳とその周辺の部材、また部材と建具との取り合い、しっかりと考えて造らないと　何か分からないけどおかしいなぁとなってしまいます。　

和室は色々と決まった寸法があったり、ルールがございます。

地味ではございますが、当社では重要視して和室は、全て詳細図を描くようにしています。

それでは、またよろしくお願いします。

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