今後、「建築用語」に関して色々と書かせて頂こうと思います。
今回は、そのうち建築用語「地盤面」について 説明させて頂きます。
「地盤面」と聞くと、なんとなく その敷地の地面のことだと想像されますが、この言葉は、建築法規で しっかりと決められています。
「地盤面」とは、建築物が周囲の地面と接する位置の平均の高さにおける水平面のことを言います。 この文章は、法文のまま書きましたが、非常に分かりづらいですねぇ。 ( ゚д゚)ポカーン
「地盤面」についてもう少し詳しく言いますと、建物の一番下の部分、つまり建物の基礎が 土と接している部分を想像してみて下さい。
土が盛り上がっている部分もあり、逆にへこんでいる部分もあり、基礎が土と接している部分の高さは、場所によって違うと想像できると思います。
そのデコボコした土を熊手で ならして 全てフラットな状態に揃えていきます。
そして完全にフラットな状態になった地面が 「地盤面」ということになります。
(※接している地面の高さの差が大きい場合は、高さ3m毎に平均を出します。)
この「地盤面」が建物の高さにおいての基準となります。
建物を建てる時、それぞれの敷地では、様々な高さの制限が発生します。
(※住宅地に非常に高い建物の建築できなくするため等の理由があります。)
皆様の中で、絶対高さの制限や、様々な斜線制限をお聞きになったことがあるかもしれません。 それらの高さの制限を測る基準がこの「地盤面」ということになります。 一部例外もございますが、建築では 結構重要なことですので、覚えていて損はないと思いますよ。 (^o^)
今回は、以上です。 最後までお読み頂き、ありがとうございます。
参考になれば幸いです。 次回もどうぞよろしくお願いします。
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