カタログでは伝えきれないちょっとマニアックな施工のお話～窓廻りの防水～

こんにちは、あんじゅホームです。

猛暑が続いていますが、体調など崩されていませんか？

毎年この時期は厳しい暑さもさることながら、各地で発生する豪雨や台風による被害も心配ですよね。木造家屋にとって、水分は大敵！破損などの目に見えた被害が無くても、知らないうちに躯体へ雨水が染み込むことで木材が痛み、劣化が進行します。

壁面全体に透湿防水シートを施すのはもちろんのこと、雨漏りしやすい場所には、さらに念を入れた防水処理が必要です。

とくに注意したいのは、窓廻りの防水。

サッシの角の三面交点（3つの面が交わる部位）では、小さな穴から漏水が起こることがあります。

漏水対策としては、窓枠の入隅（角）部分にゴム製の防水テープを施す施工がよく採用されていますが、それだけではテープの浮きや隙間から浸水する可能性も。

そこで当社は、窓の入隅と下部全体に、ウェザータイトという一体成型の防水シートを取り付けています。幅広い、緑色のシートがお分かりになりますでしょうか？

写真のように、窓枠をはめ込む前にあらかじめ取り付けるタイプの防水対策なので、サッシと躯体の浸水経路がしっかり縁切りされています。

これなら万が一、サッシ下枠のフチのパッキン不良などから漏水したとしても、躯体内まで被害が及びません。

湿気で木材が腐ったり、カビが生えてもろくなったりといった事態を防げるというわけです。

細かい手間の積み重ねが、住まいの耐久性に大きく関わってきます。

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