住まいづくりのお役立ちコラム
こんにちは、工事部の田中です。
我が家の基礎工事、着々と進んでおります!
前回( https://www.sumai-jp.com/archiveblog/writer/detail/21/1168/)ご覧いただいた基礎の鉄筋を組む工程が終わり、枠の中に生コンクリートを流し込む“コンクリート打設”という工程に入りました。
「カタログでは伝えきれないちょっとマニアックな施工のお話~防蟻対策~」の記事(https://www.sumai-jp.com/archiveblog/scategory/detail/21/1188)でもご紹介したように、コンクリート打設はまずベース部分、続いて立ち上がり部分を打ち、2度に分けて行います。
大切なのは基礎の天端(上面)を水平にならすこと!
立ち上がりコンクリートがある程度固まってから、レベラーという水平下地調整材を流し込み、水平精度を上げます。
立ち上がりの天端のレベル(水平)がしっかり取れていると、土台を水平に据え付けることができ、反対に天端が平らでないと、上に乗せる土台のバランスも悪くなるんです。
家の座りが良くないと、傾いたり、耐震性に影響したり…。かなり怖いですよね。
あんじゅホームのコンクリート基礎天端の水平許容誤差は前後±3mm以内!
きっちり測定しています。
打設後に行うのはコンクリートの養生!
コンクリートの主要材料であるセメントの水和反応で強度が発現するまで、適切な温度と湿度を保ちながら保護して、硬化させる工程です。
きちんと湿潤養生できず乾燥した状態で固まると、十分な強度を得られません。急激な水分の蒸発で空洞ができたりすれば、耐久性の低下やひび割れを招きます。
雨の多い梅雨の時期、養生中に濡れている現場をご覧になって「基礎工事中に雨が続いて大丈夫なの?」と心配される方もいらっしゃるようですが、実は湿っているくらいがちょうどいいんですよ。
むしろ乾きすぎたら水を撒くなどの対処が必要なので、こまめにチェックしています。
養生期間が終了すれば型枠を外して、基礎が完成。
躯体の工事に入るのが待ち遠しいです。
次回もぜひ、お付き合いくださいね!
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