こんにちは、あんじゅホームの深見です。
本年10月で、創立から20年目に入る当社。
節目を迎えるにあたって初心に帰る意味もあり、これまで当社が歩んできた道のりや創業の経緯を「あんじゅホーム物語」と題した連載でお伝えできればと思います。
お読みいただくことで、なぜ当社が”いいものをつくりたい”を追求するのか、その根底にある思いや背景をご理解いただけるはず!
第1回目は、創業者の高橋 武雄が家づくりの道に入ってから、あんじゅホーム創業に至るまで、創業前夜のお話しです。
【あんじゅホーム創業物語~創業前夜~】
「仕事は、真面目に、真剣に、一生懸命にやれ」
これは、創業者である高橋が折に触れて社員に伝えてきた言葉。当社の「合言葉」のようになっています。
兵庫県佐用郡の農家に長男として生まれた高橋は、父親が病弱だったこともあり、わずか8~9歳で畑の手伝いをはじめたといいます。
やがて終戦を迎えた小学4年生ごろには、父がほとんど働けない状態になり、田畑の仕事を母や姉と3人で行うように。幼くして、母や姉妹を守る大黒柱としての自覚が芽生えたそうです。
15歳で大工見習としてスタートしたのは、苦しい生活を抜け出したいとの思いから。父方の伯父に弟子入りしました。
仕事の段取りや身のこなし、片付け、整理、早さ、出来栄え、どれを取ってもすばらしい棟梁は若き高橋少年の憧れ。修業期間に大工としての姿勢だけでなく、人としての生き方など、さまざまなことを学んだと言います。
その棟梁に繰り返しと教えられたのが
「大工は大工らしく、服装をちゃんとしろ」「仕事は段取りよく、手順よくやれ」「仕事場の周りは、整理整頓、片付けをきちんとやれ」といった、現在のあんじゅホームに通じる心構えの数々。
中でも「仕事は、真面目に、真剣に、一生懸命やれ」は繰り返し聞いた言葉だと言います。
師匠の教え通り、真面目一徹に働いた結果、昭和37年には独立を果たし、高橋工務店を設立。
結婚後2人の娘の父親となり、公私ともに順調な道を歩んでいた高橋が転機を迎えたのは平成10年。結婚した次女がマイホームを建てることになったときでした。
次女夫婦の家づくりで高橋に芽生えた思い、あんじゅホームの礎となっている新年とは?
次回【あんじゅホーム創業物語~あんじゅホーム誕生~】でお話しさせていただきます。
どうぞお楽しみに♪
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