562PV

窓について　その５

窓についてシリーズも今回で５回目。

 

今回は、ルーバー窓についての説明から始めます。

 

ルーバー窓は、ハンドル操作によりガラスの羽根が回転して開閉する

換気と通風に便利な窓です。

 

 

ジャロジー窓とも言われます。

 

 

 

 

１０年以上前は、よくお風呂や洗面所に使われていましたが、

近年は、気密性が取りにくいのが原因で、あまり使われなくなりました。

 

この窓のメリットは、開口面積が広い、ガラスの羽根の角度を変えることで、

換気量や通風量を調整することができます。

 

デメリットは、気密性が取れない。防犯性のが低い。

 

 

特に防犯性が低く、ガラスの羽根部分を数枚割れば簡単に侵入できてしまします。

もし現在、このルーバー窓がお家についている場合は、

面格子などの防犯対策をすることをお勧めします。

 

深見の実家は、元々ガラス屋さんサッシ屋さんでしたので、

台風のあとは、このルーバー窓から泥棒が入ったという話をたくさん

聞きました。

 

台風の時は、音がかき消されるので、泥棒にとっては好都合で、

面格子のないルーバー窓が一番狙いやすいためです。

話が少しそれますが、勝手口の下のパネルも狙われやすいので、

そこもご注意くださいね。

 

 

 

天窓について

 

近年、ルーバー窓が減ってきているのに対し、

逆に天窓は増えてきています。

 

 

 

 

天窓は、トップライトとも言われます。

通常の窓は壁に取り付けるのですが、天窓は屋根に取り付けます。

 

天窓には、開閉するタイプと開閉しないタイプがあります。

開閉するタイプは、家全体の熱気を抜く役割にもなります。

 

天窓まどは建築基準法で、壁の３倍明るさを取り入れることができるとされています。

実際、同じ大きなの窓であれば、壁の窓よりも天窓の方が

数倍明るさを取り入れることができます。

 

ただ、取り付ける場所を間違えると、ただただ熱を採り入れる窓になってしまし、

夏はとてつもなく暑いお家になってしまいます。

設置する場所は、十分にご検討してください。

 

 

天窓は使い方ひとつで、お部屋を明るくしたり、

熱気を抜いて心地よい空間にしたりしますので、大きくお部屋のイメージ変えてくれます。

ぜひ、上手く使ってみください。

 

今回は、ここまでです。

では、次回をお楽しみに！！

シェアする

• 
• 
• 
•