ガラスについてのお話しの4回目です。
ガラスは、かなり身近な素材ですが、
あまり深くは知られていない素材でもあります。
今回は、複層ガラス(ペアガラス)についてお話しします。
昔、窓ガラスと言えば、一枚のガラスでした。
今では、複層ガラスが当たり前になりましたが、
あんじゅホームがスタートした15年前までは、
複層ガラスの普及率は、5割ぐらいでした。
それが今では、ほぼ100%が複層ガラスになっています。
ここ15年ほどで急激に増えてきているのが分かります。
複層ガラスは、2枚のガラスをスペーサーという部材を挟み込み、
中空層を持たせたガラスのことです。
中空層を設けることで、
空気層は、ダウンジャケットのような働きになってくれて、熱を遮断してくれます。
中空層は通常6mm~12mmの厚さがあります。
6mmよりも12mmの方が断熱性能に優れていますが、
それ以上の厚みになると中空層内で空気の対流が生じてしまい、
断熱性能は変わらなくなります。
断熱性能が上がる他にも、結露防止や防犯・防火の性能向上の効果もあります。
今や当たり前の複層ガラスですが、20年ぐらい前に建てたお家では、
ほとんど単板ガラス(一枚ガラス)でした。
一枚のガラスが複層ガラスになるだけでも、かなりの効果が期待できます。
ですから、ちょっと前の住宅エコポイントや、今行われている住宅ストック循環支援事業にも、
ガラスの改修をすることで、補助金がでるようになっています。
今、一枚のガラスでもリフォームで、ペアガラスに変更することもできますので、
冬寒くてお困りの方や、結露でお困りの方は、ぜひご相談くださいね。
では、今回はここまで。次回をお楽しみに!
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