私の実家は、もともとガラス屋さんでした。
私の父は、私が生まれた年(昭和47年)に独立して
神戸の灘区でガラス屋さんを始めました。
当時は、まだアルミサッシができていない頃で、
独立してしばらくしてアルミサッシを扱うようになり、
ガラス屋さん、サッシ屋さんが本業になっていきました。
すでにガラス屋さん、サッシ屋さんはやめてしまっていて、
あんじゅホームが現在ある場所が、以前のガラス屋さんの場所でもあります。
そんなこともあり、今回からしばらくはガラスについてのお話をいたします。
突然ですが、ガラスって液体って知ってますか?
えっ!
と、思われるかもしれませんが、有名な話でして、「ガラスは液体」という説が
あり、
冷えた液体が固体化した状態であるという説です。
実は、まだ液体か?固体か?は、結論は出ておらず、
身近な存在なのですが、まだまだ未知な存在でもあります。
さて、ガラスにはたくさんの種類があります。
・フロートガラス
普通のガラスのことです。
なぜフロートなのか?
こんな話は普通、あまり知られていませんが、
深見家では父がしょっちゅうこんな話をしていたので、
私は小さいころからなぜかこんなことをよく知っていました。
実は、製造工程から名前の由来が来ています。
フロート、つまり浮かして作るからフロートガラスなのです。
錫(すず)の上にガラスの原料を流し込むと、ガラスよりも比重が重い
錫の上にガラスが平らにできるのです。
昔は、真っ平らにする技術がなかったので、すこし歪みがあるガラスしか
作れなかったのですが、現在は技術が進歩して真っ平らなガラスが作れます。
古い建物ですと、この歪みのあるガラスが何とも風情があって、
私はとても好きです。
分かりますか?ちょっとガラスがゆがんでいるのが分かると思います。
最近では、昭和レトロガラス何て名前で、わざと揺らぎのあるガラスも販売されています。
ちょっと長くなってきたので、また次回に続きます。
お楽しみに!
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