木を磨く
こんにちは!
工事課の安良城です。
しばらく更新を怠っておりました。
申し訳ございません。。。
本日は"木を磨き”ます。
現場から持ち帰って何日も置きっぱなしになっていた4.5cm角の木材です。
もともとキレイな材料として現場に入ってきたわけでは無いですが、
長い時間が経って表面がガサついていますね。
こちらを"かんな”を使って木をキレイにします。
・・・
そもそもかんなとは?
かんな(鉋)とは木を薄く切り、材木の表面をなめらかにする大工道具です。
紙やすりも同じ用途で用いられる道具ですが仕上がりが全く違います。
かんなは木を薄く切断しますが、紙やすりは木の表面を削ります。
私の経験ですが、良く手入れされた切れ味の鋭いかんなを当てると
木が光ります。そして水を弾きます。
かんながけによってよって出た木のくずを”削り花”と言います。
木が水を弾くような仕上げにするには、すごく薄い削り花を出す必要があります。
昔に京都でかんながけのワークショップに参加したことがありますが
そのときに見た削り花はオブラートみたく薄く、磨いた木は光っていました。
上の写真は僕が出した削り花です。
かつおぶしを3重にしたくらいの厚みがあります。
全然ダメですね、、、
作業を続けると削り花がたくさん出ました。
なんとなく仕事をした感が出ますね。
なんとかキレイになりました。
最初に比べるとすごく良いと思います。
今どき便利な工具が日々生まれ、ものづくりも簡易化されていますが
手間のかかるアナログな作り方をすると何より愛着がわきます。
たくさん失敗しますが、多くのことを学ぶことが出来ます。
私も半人前どころではない素人ですが、
”こんなものを作ってみたい!”"こんな道具を使ってみたい!”
そんなご相談心待ちにしております。
本日のブログは以上です!
最後まで読んでいただきありがとうございましたー!
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