"板金屋さん"って何する人?
こんにちは!あんじゅホーム安良城です。
あけましておめでとうございます。
しばらくぶりの更新です。
本日は“板金屋さん”について紹介いたします。
板金屋さん、正式名称は建築板金工です。
金属の板を加工し様々なものを作ってくれます。
ガルバリウム鋼板の外壁
同素材の屋根等、様々なものに金属を巻きつけた仕上げを施してくれます。
本日一番知ってほしいことですが、
なんと板金屋さんの仕事はほとんどが手加工です!
主な道具がこちら。
板金はさみです。
普通のハサミとは一線を画す切れ味を持っており、
ステンレスやスチールをサクサクと切ってしまいます。
種類もひとつではなく、
・直刃 まっすぐ切る用途で使用します。
・柳刃 ゆるい曲線を切ります。
右曲がり用、左曲がり用なんてものも。
・えぐり刃 鋭角の切断や円形の切り出しに使用します。
他にも用途に応じて様々なものがあります。
次に、"つかみ"いう道具です。
先の平たい部分で板をつかんで曲げ加工を施すときに使用します。
最後に”菊絞り"という先の細いペンチのような工具です。
これはどう使うのかというと、、、
少しずつ折り曲げていって、円形を作るのです。
主に雨を受ける樋の終点にこのような加工を施します。
我が家の近所の古い料理屋にもこれがありました。すごいです!
既製品や便利な発明がどんどん増えている建築業界ですが、
こういった匠の技術は手加工が一番です。
あまりお目にかからない工程かもしれませんが、
是非、作るところから見て楽しんで頂きたいです。
では、本日のブログは以上です!
ありがとうございましたー!
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