無垢のフローリングは難しい
こんにちは!
工事課の安良城です。
本日は無垢フローリングについて紹介いたします。
(私の家の床の写真です。自分で張りました。)
無垢フローリングとは文字通り、生の木を使ったフローリングです。
使用していくと経年変化が楽しめる素敵な建材ですね。
ただ、施工は難しいです。
無垢材は湿度によって木が痩せたり太ったりしてしまいます。
(↑ 私はこの話ばっかりしていますね。。笑)
よって湿度の多い夏には隙間を少しだけ空けて施工し、
湿度の低い冬には隙間を大きく空けて施工しなければなりません。
もし、この手間を惜しんでしまうと夏にフローリング同士が突き上げたり
冬にフローリング同士に大きな隙間が空いてしまいます。
その事を踏まえ、大工さんはこんな対策をしてくれています。
上の写真ではフローリングとフローリングの間に
青い紙が挟まっていますが、これを挟んで施工するか
否かで後々大きく関わってきます。
この紙の厚さが0.3mm(名刺の厚さ)程度あるのですが、
こうして施工する季節によって適度な隙間を空けておくと
先程挙げたような不具合が起きにくくなります。
あくまで、起きにくくです。
材種や実際施工する木にも個性があることを
ご理解頂ければと思います。
最後にこのような施工をしていない我が家のフローリングは
夏にたっぷり湿気を吸収し、敷居とフローリングの間で
元気に床鳴りしています。
そういったことも愛しくなる無垢材を是非、ご検討して
いただければと思います。
以上で本日のブログは以上です!
ありがとうございましたー!
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