ピタゴラスクレーン!!
詳細記事
こんにちは、 現場監督の山口です。
先月、やっと玉掛け技能者講習に行って資格を取ってきました!
突然ですがみなさん、玉掛けってどんな資格かご存じですか?
玉掛けとは、クレーンなどに物を掛け外しする作業のことです。
建築現場では上棟の際、材料にロープを掛けレッカーで吊り上げて材料を運んだりします。
レッカーで材料を運んでいる様子です。
適切な位置にロープを掛けないと、材料が落ちてしまい重大な事故にもつながります。
なので、材料をロープなどに掛ける人は必ず玉掛けの資格を持った人でなければ作業することが出来ません!
建築関係だけではなく、工場などでも玉掛けの資格が必要です。
重たいものが多い工場でも玉掛け作業者が必要です。
工場で使用する機械は、(図1)、(図2)のような小さい機械です。
(図1)リモコンなどで操作しながら、材料など重たいものを動かしたりします。
(図2)不安定なものは補助しながら移動させることもあります。
紹介したように、吊り上げる機械も多種様々な種類が有ります。
最近、あんじゅホームは特殊なクレーンを使って、上棟を行うことが増えています。
例えば、、、
電線が邪魔で普通のクレーンでは、材料を敷地の中に入れることができない現場がよくあります。
以前までは、大工さんがクレーンを使わず大きくて重たい梁を手で持ち上げて作業をしていました。
安全のため、ロープでくくりつけ引っ張りながら慎重に持ち上げています。
最近では、 ピタゴラスクレーン を使っています。
これが ピタゴラスクレーン です!!
伸び縮みする部分をブームと言います。
ピタゴラスクレーンは、普通のクレーンとは違いブームを曲げることができます!
なので、電線をかわして材料を運ぶことも出来ます!!
大工さんがしんどい思いをしないで済みますね(^^)
しかし良いところだけではなく、ピタゴラスクレーンにもデメリットはあります。
それは、最大吊り上げ荷重が少ないことです。
現在発売されているピタゴラスクレーンでは5tほどまでです。
同じ大きさの普通のクレーンでは、10tほどなので、およそ倍ほど違います。
ただ、一般の木造住宅では、5t以上の材料を吊り上げることはあまりしないので、木造住宅ではすごく便利です。
余談ですが、、、、、
玉掛け技能講習は、3日間あって1日目、2日目は座学で3日目に実技でした。
受講料も¥23400だったのですが、、、
一定の条件を満たせば、助成金があるのでお金がかかりませんでした!!
玉掛けを取得したい人がいれば、今取っておいた方がいいみたいですよ!
では、次回もお楽しみに!!
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