戸建リノベーション施工事例 建物の傾きから直した3階建て狭小住宅(前編)
今回は鉄骨3階建て住宅のリノベーション施工事例をご紹介します。
広い土地が確保しにくい神戸市内の住宅密集地とあって、狭小地かつ隣家との隙間が非常に狭いお宅。さらに阪神淡路大震災で建物が傾いているため、スケルトンリノベーションが必要という難しい工事でした。
基礎部分の施工からお見せします!
物件はご覧のような3階建て狭小住宅。
敷地だけでなく、隣家との幅や前面の道路幅も狭い、都市ならではの住まいです。地震によるダメージが激しく、リノベーション前の白い壁にはひびが。壁側から雨漏りがありました。施行後は外壁が落ち着いた黒になり、外からの視線が気になる道路側の窓を小さくしています。
基礎からやり直す、フルリノベーションとなりました。
鉄骨が傾いていたため、曳家(ひきや)工事を行い、建物をまっすぐにしました。
鉄骨部分は新たに、さび止めを施しています。
屋上部分も劣化が激しく、ほとんど使っていない状態でした。
床面が傷んだことにより、最上階には雨漏りも。
リノベーション後は床を打ち直し、防水処理をして、しっかり活用できるようになりました。
庭を持つのが難しく、通りからの人目も気になる都心部だからこそ、せっかくの屋上は有効活用したいですよね!
前半では外部スペースや躯体部分のリノベーションを中心にご覧いただきましたが、いかがでしたか?
こちらのお宅同様「隣の家と密着した家の改築はできる?」「劣化が激しいけれどリノベーション可能?」など、疑問やお悩みがある方はまずご相談ください。
次回は室内空間のビフォーアフターをご覧いただきます。狭小住宅ならではの工夫がいっぱいで、必見ですよ。
下記URLから、他のリノベーション事例もご覧いただけます。
https://www.sumai-jp.com/news/cases/
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