どう解決する?音問題
あんじゅホームで住宅コンシェルジュをしている田上(タノウエ)です。
本日は、『音の問題』についてお話しさせていただきます。
最近、あんじゅホームへお問い合わせいただくお客様から、『音の問題』についてご相談いただく事が増えて参りました。
コロナ禍の時は、リモートでお仕事される方が急激に増えた為に『音の問題』を解消したいと相談されることが多くありました。
一概に『音の問題』と言っても、ご相談内容はさまざまになります。
室内での反響音を相談される方については、先ずはヒアリングを行わせていただきます。
そうすると、お客様の多くが厚手のカーテンを吊るしていないご自宅が多い事が分かります。
家の性能が良くなった為に、厚手のカーテンを止めてレースonレースにして見栄えを重視しています。
悪い事では無いのですが、『音の問題』については厚手のカーテンを設置すると、厚手のカーテンが音を吸収してくれます。
また観葉植物をリビングに配置すると、葉っぱが音の反響を和らげてくれます。
そして外の騒音が気になる方については、先ずは内窓の設置を提案しております。
併せて、異厚複層ガラスの設置を提案します。
皆さんは「異圧複層ガラス」をお聞きになったことはありますでしょうか?
恐らく、耳にしたことのある方は少ないのではないでしょうか。
(YKK AP株式会社 公式サイトより引用)
(株)あんじゅホームは、高橋大工とガラス屋の深見建具店とが共同で設立した工務店になります。
なので他の工務店に比べて、当然のようにサッシ種類やガラスの性能、そしてスペーサーや複層ガラスのガスまで拘ります!
その拘りの一つが、異厚複層ガラスです。
遮音の効果を発揮させる為には、音の強さだけでは無く音の高さも関係して参ります。
周波数によって、聞こえ方が極端に弱くなる現象が起こります。
そして、高周波帯のときに音が伝わりやすくなります。これをコインシデンス効果と言います。
これには、2枚のガラスの厚さが同じである複層ガラスよりも、2枚のガラスの厚さが異なる異厚複層ガラスの方が防音効果があります。
また複層ガラスはガラスが2枚ある為、中高音域では遮音性が高くなりますが、騒音の聞こえやすい低音域では共鳴透過現象を起こすため、同じ厚みの単板(1枚ガラス)よりも2枚のガラスの共鳴が原因で遮音効果が下がる傾向があります。
なので、悩み事に合わせたガラス選びが重要になって参ります。
『音の問題』が気になると感じているお客様は、是非ともあんじゅホームへお問い合わせ下さい。
皆さまからのお問い合わせを、ドンドンお待ち申し上げております。
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