自然の力を利用して1年中小さなエネルギーで暮らす「パッシブ設計の家」
こんにちは、あんじゅホームです。
現在、日本では脱炭素社会を目指して、様々な施策が取られています。新たにスタートした「こどもみらい住宅支援事業」も、省エネ性能を備えた住宅を増やすことが、狙いのひとつ。これからの家づくりは、高気密高断熱の省エネ住宅が基本ですね。
当社の住まいは、次世代省エネ基準の上を行くHEAT20 G1グレードが標準仕様。断熱性や気密性を高めるのとあわせて、パッシブ設計を重視することで、省エネ性能を高めています。
そこで今回は、あんじゅホームのパッシブ設計についてご紹介。パッシブデザインを取り入れた施工事例もご覧いただきます。
【あんじゅホームのパッシブ設計】
自然の力を上手に活かすことで、1年を通じて小さなエネルギーで心地よく暮らせるエコな住まいを実現しています。
5つのデザイン(断熱・日射遮蔽・通風・昼光利用・日射熱利用暖房)を組み込むことで、建物を低燃費化。冬は暖かく、夏は涼しく、自然光で明るく暮らせる快適な暮らしを叶えます。
●夏のパッシブデザイン
建物に日射熱を入れないように窓から太陽光が入るのを抑え、なおかつ風通しを良くします。「軒や庇で光を遮る」「高低差のある窓から、自然の風を立体的に通す」といったデザインが有効。植物で日陰を作ることでも、光を遮ることが可能です。
軒や庇を出すのが難しい場合は、窓の外側にシェードを設置するのもおすすめ。窓に沿って下に降ろすタイプもあるので、隣家との境界に近い窓でも設置可能です。夏にはシェードを下すだけで、太陽光を取り入れながら暑い日差しを遮ることができます。
(参考)LIXIL スタイルシェード
例えばこちらの事例は、軒を深くすることで、室内に直射日光が入るのを防いでいます。
またこちらの施工事例も、方角によって軒の深さが違うのが分かりやすいかと思います。
●冬のパッシブデザイン
室内の熱を可能な限り逃さないように保温性を高め、窓からたくさんの日射を取り入れます。これには「南面の窓を大きく取る」「日射を通しやすい窓ガラスにする」といったデザインが有効。日射熱が室内に蓄熱されることで、暖房のような役目を果たします。
また庇は、時期ごとに異なる日差しの角度を計算して設置。高い位置から差し込む夏の日差しは遮り、低い位置から差し込む冬の日差しは部屋の奥まで取り込む仕組みになっています。
夏場に直射日光を遮ってくれた落葉樹の植栽は、冬になれば葉が落ちて陽光を遮りません。
完成現場見学会にお越しの際は、間取りや内装デザインだけでなく、パッシブ設計を取り込んだ家づくりにもぜひご注目ください。
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