ライフサイクルコストを考えた住まい
あんじゅホームで住宅コンシェルジュをしている田上(タノウエ)です。
本日は、『ライフサイクルコスト』についてお話しさせていただきます。
最近、外壁塗装の相談を受ける事が増えました。
あんじゅホームで建築させていただいた建物では無く、他社様で建築された建物の外壁塗装の相談を受ける機会が増えて参りました。
昔は外壁塗装と言えば吹き付け塗装でしたが、最近は外壁材と言えばサイディングが主流です。
そのサイディングとサイディングの間の隙間や目地部分に、防水性や気密性を保持するためにペースト状のシーリングという材料を埋めます。
そのシーリング材が、建築して年月が経過すると劣化して参ります。
特に南面は、北面に比べて紫外線で劣化スピードが早まります。
そうすると、シーリング材がひび割れしたり破損を起こします。
最近の例で言えば、宮城・福島の震度6強などの地震の揺れであれば、劣化していると負荷が掛ってひび割れや破損する可能性大です。
これを放置した場合、シーリングのひび割れ部から雨水が侵入して、下地や躯体の材料などの劣化を早めてしまい、長きに渡って建物に住み続ける事が困難になります。
このような事態を防ぐには、設計段階で『ライフサイクルコスト』を考えた外壁材を使用される事をお勧めします。
またそれだけでは無く、アフターサービスが充実しているメーカーや工務店を選ばないと、維持保全計画を立てて長期的なメンテナンスを行なってもらう事が難しくなります。
2009年に長期優良住宅の認定制度が施行され、30年以上の「維持保全計画」の提出が求められるようになりました。
『ライフサイクルコスト』を考えて自宅を建築するのであれば、長期優良住宅を標準とした会社を選んで下さい!
またサイディングのシーリング劣化が気になる方は、シーリング材を使用しない“シーリングレス“のサイディングも有りますので、そのようなサイディング材を使用している会社を選ばれると、『ライフサイクルコスト』を抑える事ができます。
自宅を建築する際に、初期費用だけでは無く生涯予算を抑えたい方は是非ともお問い合わせ下さい。
あんじゅホームは、シーリングレスのサイディングや長期優良住宅が標準です。
皆さまからのお問い合わせを、ドンドンお待ち申し上げております。
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