カタログでは伝えきれないちょっとマニアックな施工のお話~火災警報器~
こんにちは、あんじゅホームです。
空気が乾燥している今の時期は、火事が発生しがち。大切な住まいを守るために火災対策をしておきたいですね!
断熱材「セルロースファイバー」(https://www.sumai-jp.com/archiveblog/writer/detail/21/1412/ )についての投稿でも触れたように、当社では耐火性能に優れた部材や構造を採用し、家を建てる時からしっかり火災に備えています。
当然、仕上げに取り付ける火災警報器にもこだわりが!
消防法で設置が義務付けられている住宅用火災警報器。「設置されていれば、それでいい」と思っていませんか?
商品によって性能が異なり、いざというときの火元確認や、避難のスピードに関わってくるんですよ。
【ワイヤレス連動型で火災を一斉にお知らせ!】
あんじゅホームではパナソニック製の住宅用火災警報器を採用。キッチンには熱感知器「ねつ当番」、それ以外の部屋には煙感知器「けむり当番」を設置しています。こちらの製品は、電池式のワイヤレス連動型。
火元の部屋の火災警報器が熱や煙を感知すると、他の部屋の警報器も連動して、家中一斉に火災発生を知らせてくれます。これにより、2階で寝ている間に1階で火が燃え広がってしまうといった事態を回避することが可能です。
さらに2020年モデル以降のものは、「キッチンで火事です」というように、警報音と音声で火元を知らせてくれるようになりました。火元が分かれば避難経路の確保にも役立ちます。
【電池切れや故障も音声でお知らせ!】
機器は電源が不要な電池式。さらに電池切れや故障、機器の交換時期などを音声でお知らせしてくれます。これなら、うっかり電池切れや電子部品の寿命でいざという時に作動しないといった事態を防げますね。
出典:Panasonic HP https://panasonic.jp/bosai/products/fire_alarm/wireless2020.html
住宅火災による死亡事故では、火傷でお亡くなりになる方より、煙に巻かれて一酸化炭素中毒で命を落とされる方の方が多いという統計が出ています。煙の広がるスピードは、火の勢いや風速にもよりますが、垂直方向で毎秒約3~5m、水平方向へは毎秒約0.5~1m程度。火災の早期発見や、逃げ遅れ防止には、煙が広がるより先に離れた部屋にも火災の発生を知らせてくれるワイヤレス連動型・火災警報器が有効です!
- カテゴリ
- 住まいづくりのお役立ちコラム (768)
- お知らせ (66)
- あんじゅホーム社長ブログ (101)
- 戸建て工務店 現場レポート (108)
- 神戸のリノベーション・リフォームブログ (117)
- あんじゅホーム社員ブログ (668)