知っておきたい不動産用語:「場合によって外せる?!建築条件」
こんにちは、あんじゅホームです。
皆さま、前回の投稿(https://www.sumai-jp.com/archiveblog/writer/detail/21/1426/)でご紹介した「土地を購入する際に、必ずチェックすべきポイント」をご覧いただけましたでしょうか。
その中で、 “斜線制限”“セットバック”といった不動産用語がいくつか登場したのですが、前回はあくまで簡単なご紹介だけにとどめさせていただきました。
そこで今後折りを見てブログで、「少しとっつきにくいものの、ぜひ知っておきたい不動産用語」を解説していきたいと思います。
初回は、「建築条件付き土地」について!
お客さまからのお問い合わせが多い「建築条件は外せますか?」という疑問にもお答えします。
お客さまからのお問い合わせが多い「建築条件は外せますか?」という疑問にもお答えします。
【建築条件付き土地とは?】
建築条件付きの土地は、土地の売買契約を結んでから一定の期間内に、指定された施工会社と建設工事請負契約を結ぶ必要があります。
①家を建てるのは、指定された施工会社
住宅を建てる施工会社が指定されており、あらかじめ用意された参考プランを元に実際のプランを決めていくのが一般的。間取りやデザインの変更をできる場合もあります。ただし、すでに依頼したい工務店や設計事務所が決まっている場合は、希望を叶えることが難しくなってきます。
②定められた期間内にプランを決定して着工
一般的には売買契約から3カ月程度の間にプランを決定し、建築依頼をするよう定められているパターンが多いようです。土地購入→プラン決定→着工と間を置かずに進んでいくので、ひとまず土地だけ購入しておきたいという方には向きません。期間内に納得がいくプランが完成しなかったときは、売買契約を解除することもできます。その際、通常は手付金や預かり金を返してもらえます。ただし、契約書に「返金に応じられない」という解約条件が記載されている場合は返金してもらえないので注意しましょう。
【建築条件は外せる?】
建築条件付きの土地は協力会社や関連企業に施工を依頼することと引き換えに、通常より土地価格が安く設定されていることが多いのが特長。条件を外すと販売会社の利益が出ないため、基本的に条件は外せません。
ただし、条件を外しても利益が出ると判断された場合や、どうしてもその土地を売ってしまいたいときなどは、交渉次第で条件を外してもらえる場合も。条件を外す場合は、土地価格がある程度引き上げられると考えておきましょう。
交渉できそうかどうか、条件を外してもらうときの値上げ幅が妥当かどうか、ご自身で判断するのはなかなか難しいもの。あんじゅホームでお客さまの土地探しからお手伝いする場合は、こういった話し合いにも同席させていただきます。まずはお気軽に、ご相談ください。
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