プロに聞く住まいのお手入れ&トラブル解決「壁の跡が目立たない石膏クギ」
こんにちは、アフター担当の中山です。
今回は壁に絵や時計などを掛けるときに便利な、石膏クギをご紹介します。
ネジやピンを留めようとしたものの、上手くいかなかったという経験はありませんか?
通常、壁紙の下地には写真のような石膏ボードが施工されており、釘などが刺さりにくい状態です。何度も留め直すと壁に跡が残るうえ、物が落下する恐れもあります。
壁紙の上からちょうど柱のある部分を探り、狙ってネジを留めれば固定できますが、それでは好きな場所にものを飾れません。
そんなとき、重宝するのが石膏クギ。名前の通り石膏ボードと相性が良く、壁面にしっかり固定することができます。しかも、跡が目立ちません!
場所によっては下地が施工されていないこともあるので、それぞれの素材に合わせた金具や部品を使いましょう。壁の目立たない場所に針を刺してみて、針先が白くなるようなら、石膏ボードです。
【石膏クギの使い方】
吊り金具を細い専用のクギで固定するもので、クギを 斜めに3本クロスさせて使用します。特別な道具も不要で、初心者も簡単に取り付けられるのがいいところ。取り外した跡も、ほとんど目立ちません。Jフックなどとセットになったものが販売されています。
似たような用途で活用できるものとして、トグラーというボードアンカーがあります。
【トグラーの使い方】
こちらは下穴(釘やビスを打つ箇所にあらかじめ空けておく小さな穴)が必要ですが 、耐久強度が非常に高いので、壁に重いものを取り付ける際に重宝します。トグラーは下穴に金具を差し込み、図のように足を広げて固定します。
また額縁を飾るなら、額縁を飾るのに便利額縁金具エックスフックも便利。ステンレス製のエックスフックであれば、木材・石膏ボード兼用で使えます。
- カテゴリ
- 住まいづくりのお役立ちコラム (768)
- お知らせ (66)
- あんじゅホーム社長ブログ (101)
- 戸建て工務店 現場レポート (108)
- 神戸のリノベーション・リフォームブログ (117)
- あんじゅホーム社員ブログ (668)