フェーズフリー住宅ってご存じですか？～①日常も非日常も使えるライフライン！～
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こんにちは、あんじゅホームです。
突然ですが、皆さまはフェーズフリーという言葉をご存じですか？
【フェーズフリーとは？】
商品やサービス、アイデアなど、様々な「モノ」や「コト」において、日常と非日常の垣根を払い、フリーにしようという考え方です。
例えば、非日常でしか使わない防災用品は、ついつい物置の奥に仕舞い込んで、いざという時に消費期限が切れていたり、どこにあるか分からなかったりという状況が起こりがち。かと言って身の回りに日用品しかなければ、災害などが起こった時に困ってしまいます。
日常、非日常を問わず使えるものがあれば、わざわざ構えて備える必要が無く、兼用できる分、スペースも取りません。
バケツとしても使える撥水性バッグや、消灯後もほのかに光って停電時に避難経路の確保や分電盤への移動を助けてくれる蓄光LED電球、懐中電灯にもなるデスクライトなど、便利なフェーズフリー商品がいろいろ出ていますよ。
フェーズフリーの流れは住宅にも来ています。
日常も非日常も、いつでも快適な、フェーズフリー住宅について考えてみましょう！
前編である今回は「ライフラインのフェーズフリー」
次回後編では「住空間や収納のフェーズフリー」について見ていきます。
■ライフラインのフェーズフリー
～日常は便利でお得、非日常にはライフラインを確保してくれる設備～
①太陽光発電+蓄電池（V２H）
太陽光で自家発電すれば、日常的にエコでお得なのはもちろん、電力会社からの送電が途絶えたときにも電気を使うことができます。
蓄電池を併用することで、日中に充電した電力を夜間帯に利用することも可能。荒天時や夜間に停電しても、貯めておいた電力を使えます。
また、電気自動車(EV)をご利用の方なら、蓄電池の代わりにV2Hを導入すればさらに便利。電気自動車に蓄えた電力を家庭でも使えます。停電中もラジオやテレビで災害情報を得たり、スマホを充電したり、在宅ワークを続行することもできて心強いですね。
② 家庭用燃料電池「エネファーム」
日常生活で使うガスを燃料に自家発電できるエネファームは、省エネで光熱費を節約できる点が人気。発電時に出る熱を利用してお湯もつくれます。ガス温水床暖房や浴室暖房乾燥機と併用すれば、トータルでお得に。
断水したときには、タンク内に貯蔵している水を食器洗いや水洗トイレ用水として使用可能です。レジリエンス機能が付いた機種であれば、停電時も継続して発電ができますよ！
③ヒートポンプ給湯機「エコキュート」
ヒートポンプ式の給湯器は、空気の熱を利用して効率よくお湯を沸かすため、給湯に使う電力消費量をグンと減らせます。また、主に電気代が安い夜間電力を使うので、より経済的です。
うれしいのは、停電時でもタンクのお湯が無くなるまで、シャワーや蛇口から出湯できること。断水時にはタンク内のお湯や水を生活用水として使えます。
メーカーによっては、警報・注意報が発令されると自動沸き上げでたっぷりのお湯を確保する「エマージェンシー沸き上げ」機能が付いた機種も発売されていますよ！
省エネや光熱費削減と防災を両立できるのは助かりますね♪
どの設備が最も便利でお得かは、それぞれのご家庭によって異なってきます。
ご不明点があれば、何でもお気軽にご相談ください。
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