リノベーション住宅で気を付けること

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リノベーション住宅で気を付けること

2021年09月27日 19:00:00ライター:田上カテゴリ:

あんじゅホームで住宅コンシェルジュをしている田上(タノウエ)です。
本日は、『リノベーション住宅』についてお話しさせていただきます。

立地や金額面で新築住宅は手が出ないが、中古戸建を購入してリノベーション工事を行いたいと考える方は多いと思います。
その際によく考えておかないとダメなのが、
 ・リノベーション後の住宅を購入するのか?
 ・中古戸建を購入してからリノベーションを行うのか?

ということです。

『リノベーション住宅』という内容は同じであっても、住宅ローンの借り方やタイミングにテクニックが必要となってきます。
リノベーション後の住宅を購入する場合は特に問題は無いのですが、中古戸建を購入してからリノベーションを行う場合は、住宅ローンを借りる銀行選定が問題になります。
実際にご相談いただいた事例をご紹介させていただきます。

(当社施工例)

◆ 実例① ~床面積の問題~

お客様は築56年の中古戸建を購入しリノベーションを行いたいとご相談をいただきました。
住宅ローンは、当初フラット35をご提案したのですが、延床面積が70㎡以下だったので取り上げ不可でした。
またお客様とご相談を行う中で分かったのが、転職されて間もないという事でした。
勤続年数は住宅ローンに大きくかかわります。
転職されて間もない場合、借り入れできる金融機関はフラット35しかありません。
そのため、延床面積が足りないという重大な問題をクリアする必要がありました。

売主様のご担当者とやり取りする中で、未登記部分がある事が判明しましたので、その部分を登記すれば70㎡をクリアできました。
売主様の仲介業者からすれば築56年の中古戸建なので、リノベーションでは無く建替えするものだと思っておられたため、リノベーションすると聞いてビックリしたそうです・・・。(笑)
結果的にこの例は、買主様の費用負担で未登記部分を登記し直してから、フラット35の金融機関へ申込みを行いました。

◆ 実例② ~リノベーション上限金額の問題~

また同じような延床面積で中古戸建を購入しリノベーションを行いたいと相談のあったお客様の場合は、勤続年数や年収に問題はありませんでしたので、フラット35以外でも借り入れは可能でした。
お客様が色々調べた上で選ばれた銀行は、中古戸建の購入とリノベーションを同じ低い金利の住宅ローンで融資してくださる銀行でした。
但し、リノベーションする上限金額が1,000万円以下でないとダメだったので、今回のお客様には適用出来ませんでした。

そこで、当社でも他の金融機関を色々調べてご提案させていただき、最終的にはK銀行様で中古戸建の購入とリノベーションを同じ低い金利の住宅ローンで融資していただくことができました!

 

賢く『リノベーション住宅』の購入をご検討されているお客様は、是非ともお問い合わせ下さい。
皆さまからのお問い合わせを、ドンドンお待ち申し上げております。

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