カタログでは伝えきれないちょっとマニアックな施工のお話～外壁・屋根の防水性・耐久性～

2021年09月07日 19:00:00ライター:あんじゅ公式カテゴリ:

こんにちは、あんじゅホームです。

毎年のことですが、この時期は台風や豪雨が頻発。スマホの緊急速報アラームに驚き、慌てて音量を下げた経験がある方も多いのでは？

 

近年の豪雨多発や、長期優良住宅（https://www.sumai-jp.com/long_term/　）の普及により、近年では外壁材や屋根材の見た目だけでなく、防水性や耐久性など細かい性能に注目されるお客さまが増えています。

 

そこで今回の「カタログでは伝えきれないちょっとマニアックな施工のお話」は、外壁・屋根の防水性・耐久性・メンテナンス性について取り上げます。

ぜひ、前回投稿した「窓廻りの防水」（https://www.sumai-jp.com/archiveblog/writer/detail/21/1297/　）とあわせてお読みください！

 

当社では、外観の美しさを保ちながら外壁と屋根の防水性・耐久性を高め、後々のメンテナンス費用も抑えていただけるように、ワンランク上の外壁下地用シートや外壁材（サイディング）、屋根材を標準で採用しています。

 

■外壁下地用シートは透湿性・防水性に優れた「タイベック®ハウスラップ」

外壁の内側の下地用シートは、デュポン™の高密度ポリエチレン不織布「タイベック®ハウスラップ」を採用しています。

透湿性・防水性に優れているので、雨水の侵入を許さず湿気だけ外へ抜け、壁内の結露を防止。木材や断熱材の腐朽・劣化から住まいを守り、家を長寿命化します。

また「タイベック®ハウスラップ」は非常に強度が高いのも特長。一般的な防水シートの保証期間が10年なのに対し、防水性について20年間の保証が付いています。 

 

■外壁材（サイディング）はシールレスの「Fuge（フュージェ）」

壁材はお客さまのご要望により、塗り壁やガルバリウム鋼板などお好きな素材をお選びいただけますが、サイディングに関してはニチハの「Fuge」が標準です。

一般的なサイディングはすき間をコーキング材（シーリング材）で埋めますが、「Fuge」は独自のプラチナシールを採用したドライジョイント工法でシーリングレス仕様に。

シーリング目地が入らないため、継ぎ目が目立たず美しく仕上がります。シーリングの黒ずみ汚れや劣化によるシーリング打ち替えなど、メンテナンスを大幅に軽減できるのも利点です。

さらに外壁材そのものは、紫外線や雨風による変色や褪色が長期間目立たない、超高耐候塗料「プラチナコート」で塗装。再塗装工事のメンテナンス間隔を大幅に延ばせます。

「プラチナコート」と「プラチナシール」を組み合わせることで、塗膜の変色・褪色に対して15年保証が付くのも安心です。

さらに雨で汚れを洗い落とすセルフクリーニング機能「マイクロガード」で、キレイが長持ちします。

  

■屋根材はKMEW（ケイミュー）「コロニアルグラッサ」

屋根材も外壁材同様、お客さまのご要望によりお選びいただけますが、KMEWの「コロニアルグラッサ」が標準です。

表層を紫外線に強い無機系塗膜「グラッサーコート」で塗装して、発色の美しさを長期間キープ。汚れにも強く、屋根葺き替えのメンテナンス費用を大幅に軽減できます。

 

それぞれの個所で、数十万円、数百万円のメンテナンス費用を削ることができれば、トータルでコストをかなり節約することが可能。メンテナンス工事によるストレスも減らせます。選んだ部材によるメンテナンススケジュールの違いなど、ご不明な点があれば丁寧にご説明させていただきますので、何でも遠慮なくお問い合わせください。