『リースバック』と『リバースモーゲージ』の違い
あんじゅホームで住宅コンシェルジュをしている田上(タノウエ)です。
本日は、『リースバック』と『リバースモーゲージ』についてお話しさせていただきます。
昨日「老後2,000万円問題」を取り上げましたが、その続きとなる内容についてお話しさせていただきます。
■売却した自宅に、家賃を払い住み続ける『リースバック』
皆さんは、『リースバック』という言葉をご存じでしょうか?
バブル経済が崩壊した後、金融不安が広がった1992年頃から企業が所有する自社ビルを売却して資金を得る一方で、売却した自社ビルをそのままオフィスとして賃貸料を払って使い続ける事が広まりました。
このスキームの正式名称が、「セール・アンド・リースバック」と言います。
このスキームを個人向けに流用したのが、『リースバック』になります。
リースバックは、不動産会社に持ち家を売って売却資金を得る一方で、その家に家賃を払ってそのまま住み続けられるのが基本となる仕組みです。
また利用者の希望によって、自宅を買い戻す事ができるという条件を付ける事も可能です!
高齢化が進むにつれて、持ち家比率の高い高齢者を中心に、老後の生活費の確保や相続の問題を回避するためなど、不動産の新たな活用手段として『リースバック』への関心が高まっております。
こちらのスキームについては、不動産事業を営む会社がメインとなって事業展開しております。
■自宅を担保にする『リバースモーゲージ』
もう一方で金融機関をメインとして事業展開しているのが、『リバースモーゲージ』になります。
リースバックとの大きな違いは、リバースモーゲージは自宅の売却では無く所有権はそのままに自宅を担保にお金を借り入れするというものです。
そのため、リースバックとは違って同じ家に住み続けても家賃を支払う必要は無く、月々の支出を低く抑える事ができます。
但し、融資された資金は事業資金や投資資金としては利用できず、その他の利用にも制限が加えられる場合もあります。
『リースバック』が比較的自由に家を売ったお金をさまざまな事に利用できるのに対し、『リバースモーゲージ』はあくまで老後の生活資金の仕組みになります。
『リースバック』や『リバースモーゲージ』にご興味のある方は、是非ともあんじゅホームで自宅を建てましょう!!
皆さまからのお問い合わせを、ドンドンお待ち申し上げております。
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