プロに聞く住まいのお手入れ&トラブル解決「シンクの正しいお掃除&NG行為」
こんにちは、アフター担当の中山です。
今回はステンレス製シンクのお手入れ方法をご紹介します。
くもりや黒ずみを取るお掃除方法に加えて、ついついやってしまいがちな“シンクを傷めるNG行為”についても見ていきましょう!
【ステンレス製シンクの基本のお掃除】
ステンレスのくもりの原因は、水道水の成分から発生する水あか!クリームクレンザーや重曹で磨けばキレイになりますよ。
1.クリームクレンザーを使用する場合
スポンジに台所用のクリームクレンザーをつけて磨きましょう。メラミンスポンジなら洗剤も不要です。
2.重曹+お酢を使用する場合
ぬらしたスポンジに重曹を取って磨き、その後にお酢をたらしたぬるま湯で拭きます。
【コーキングの黒ずみを撃退】
シンクとカウンターの継ぎ目や、カウンターと壁の隙間を埋め、水の浸入を防ぐシリコンのコーキング。すぐカビがはえ、黒ずんでくるんですよね~。しかも一度黒カビが発生すると、スポンジでこすったくらいでは撃退できません。
以下の手順をお試しください!
1.キッチンペーパーなどに台所用弱アルカリ性洗剤を含ませ、黒ずんだ部分に貼り付ける。
2.しばらく放置した後によく水拭きする。
3.仕上げにから拭きする。
※強くこすり過ぎるとコーキング材がめくれる場合があるのでご注意を
【傷やサビを発生させるNG行為】
最後にやってしまいがちなNG行為を見ていきましょう。身に覚えのある方、結構いらっしゃるんじゃないでしょうか?
1.筋目を無視したゴシゴシお掃除
表面にスジ状のヘアライン(磨き方向)がある場合は、筋目に沿って均等の力でこすりましょう。目に逆らったり、部分的に強くこすったりすると、汚れが落ちにくいだけでなく、ヘアラインを崩すことになります。
2.粒子の荒いクレンザーやタワシの使用
粒子の粗いクレンザーや金たわし・ナイロンたわしは、シンクの表面を傷つけてしまうことがあるので使わないでください。鉄分が付着すると、もらいさびの原因にもなります。
3.塩素系漂白剤を使った長時間の付け置き
洗い桶で食器やふきんを漂白した後に、漂白剤の薄め液を流すくらいなら問題ありません。ただし、シンクへ直に薄め液を溜めて長時間つけ置きするとサビの原因になります。
4.塩分が含まれる食材の放置
塩や醤油に含まれる塩分もサビの原因。長時間の放置は避けてください。
時間をかけてお掃除したのに、傷やサビができてしまったのでは、せっかくの苦労も水の泡。傷ついた場所は汚れも溜まりやすくなります。
正しいお手入れで、ピカピカのシンクを目指しましょう♪
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