現場監督のマイホームができるまで~中間検査後、断熱材を施工~
こんにちは、工事部の田中です。
前回、皆さんにお話しした中間検査(https://www.sumai-jp.com/archiveblog/writer/detail/21/1243/)が終了。
無事合格しました!
中間検査は、阪神・淡路大震災で多くの家屋が倒壊したことをきっかけに、平成11年から導入された制度で、建築基準法に規定されている検査です。
これに合格しないと、次の工程に進めません!
検査の狙いは、建ててしまってからでは見えない途中段階をチェックして、施工不良による建物被害を防止すること。
耐力壁や金物、梁の太さなどが図面通りに施工されているかどうか、主に構造耐力に関わる部分を見ていきます。
最近では震災だけでなく、集中豪雨や台風、竜巻などによる倒壊も多くなっています。こういった検査の意義はますます大きくなっていますよね。
さて検査に合格すると、次は電気の線や給水・排水などのパイプを仕込んでいきます。
見えないところまで、きれいに配管するのがあんじゅホームの流儀!
IGTV(https://www.instagram.com/tv/CFRO7NWgjLc/)の構造見学会動画でも、整然と並んだ配管をご紹介しています。
配管が済んだら、断熱材の施工です。
当社が採用しているのは、セルロースファイバーという木質繊維。地球にも体にもやさしい天然素材です。高い断熱性能の秘密は、細かい繊維が絡み合ってできた空気の層。空気を含んでいることで吸音効果も上がります。
これを壁の中がパンパンになるまで吹き込んでいきます。隙間なく充填するので、片寄って断熱性能にムラができるということはありません。
しっかり吹き込んだら、調湿気密シートを張って、断熱施工の工程はおしまいです。
ちなみに先ほどご紹介した構造見学会動画では、セルロースファイバーの吸音性能の実験も行っています。なかなか面白いので、よろしければご覧ください。
それではまた次回、8月にお会いしましょう!
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