プロに聞く住まいのお手入れ&トラブル解決「こんな外壁塗装業者にご用心!」

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プロに聞く住まいのお手入れ&トラブル解決「こんな外壁塗装業者にご用心!」

2021年06月24日 19:00:00ライター:あんじゅ公式カテゴリ:

こんにちは、アフター担当の中山です。
梅雨・台風の雨水や夏場の強い日差しにさらされる6月~9月頃は、外壁にとってかなり過酷なシーズンです。
 
雨だれによる壁の汚れや紫外線による色あせ、外壁材をつなぐコーキングのひび割れなども目に付きがちですよね。
外壁塗装業者に依頼してメンテナンスを考えている場合は、悪質な業者も横行しているのでご注意を。
外壁塗装メンテナンスを依頼する際の注意点を作業内容別にまとめてみました。
一戸建てだけでなくマンションでも同様のことが言えますので、ぜひ参考にしてくださいね。
 
【①高圧洗浄による外壁の水洗い】
本来は下地の汚れをある程度落として塗料などの付きを良くするため、一戸建てなら少なくとも4時間程度はかかる作業です。ところが、実際には2時間程度で終わらせている光景もよく見かけます。
依頼時にどれくらい時間がかかるのか聞いてみて、あまりにも早すぎないかチェックしましょう。
 
 
【②コーキング(シーリング)の打ち替え】
外壁がサイディングの場合は、目地やサッシのまわりをシリコンのコーキングで埋めています。
劣化により、ひび割れや白化(白くボロボロになる現象)が目立つ場合は打ち替えが必要です。
通常は古いコーキング材を取り払って新たに充填するのですが、中には撤去の工程を省いて上からつぎ足すように増し打ちして、打ち替えたように見せる手抜き工事も。これは悪意のある行為です!
また、モルタル壁などでシール目地が無い場合でも、状況によってはコーキング材を増し打ちすることがあります。
 
 
【③外壁塗装】
外壁下地は、劣化状況などに応じて使用する塗料の種類を選定する必要があります。
例えば、下塗り材(接着剤のような効果を期待する場合が多い)に関しては、安価なシーラーでよいのか、膜厚を増やせるフィラーを使うべきなのか、見極めが肝心。
メンテナンスを担当した職人さんから「丁寧に3回塗りました!」などと報告されると、「それなら大丈夫」と安心しがちですが、実際はメーカー基準の材料を使用していない、基準量を満たしていないというケースがよくあります。規定の量を使っていなければ、メーカーが想定する塗装の膜厚に達せず、劣化が早まります。
とくに屋根などは紫外線の影響を強く受けるため、メンテナンス後わずか5~6年で色あせてしまうといった例も。恐ろしいことです。
この事例に関しては、施工や商品の知識が浅いため基準量をしっかり認識しておらず、悪意は無いパターンも多く、悪徳業者かどうか判断しづらいところです。
 
【④塗装にかかる工期】
一戸建ての塗装工事でよく耳にするのが「二週間で足場を解体します」という営業トーク。私としては、この決め台詞を使う業者はお断りするべきだと考えています。
もちろん塗る面積や作業内容にもよるのですが「安い!早い!」が売りの業者は…。
せっかくメンテナンスするなら10年はキレイな状態を保ちたいですよね。メンテナンス間隔が短くなってしまっては、かえって手間も費用もかかってしまいます。
 
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