吹き抜けのギモンを解決!寒さ対策について
あんじゅホームで住宅コンシェルジュをしている田上(タノウエ)です。
本日は、『吹き抜け』についてお話しさせていただきます。
「神戸市 耐震」や「神戸 耐震」と検索し、あんじゅホームへお問い合わせいただいたお客様と打合せを行う中で、明るい家をご希望されるお客様に対して『吹き抜け』を提案させていただく事が有ります。
その際に口に出さずとも耐震を気にされる方が多いと思いますので、その事をブログに記載させていただく方が皆さまもご安心出来るかと存じます!
6月5日(土)までご案内可能な完成建物も、大きな吹き抜けをプランに取り入れております。
南向きの土地ではありますが、通行される方の視線を遮る為にはカーテンを閉めなければならず、せっかくの光と開放感が半減してしまうという事で、『吹き抜け』を提案させていただきました。
YouTubeでも人気を博している構造塾の佐藤 実先生も良く言われているように壁量計算では無く許容応力度計算を行う事で安心を担保できます。
あんじゅホームは、全ての建物について許容応力度計算を行っており、耐震等級3の最高等級を標準としております。
大きな吹き抜けをプランに取り入れたとしても、許容応力度計算を掛けて不具合がでないのであればご安心ください!
また吹き抜けがあれば光熱費が気になると言われますが、それも間取りと断熱性能や建物の気密性能によって大きく光熱費が変わってくると思います。
その辺りも、打合せの中で色々アドバイスさせていただきながらご提案致します。
その中で、吹き抜けとリビング内階段との取り合わせが一番神経を使います。
プラン的にリビング内階段でも扉を設置できる間取りであれば問題ないのですが、扉が設置できないとなると階段部分に設置する窓位置と大きさを検討しながら、コールドドラフト現象(※)が起きにくいように出来るだけ配慮しながら提案させていただきます。
※コールドドラフト現象とは
空気には、暖かいく空気は上へ、つめたい冷たい空気は下にたまる性質があります。
窓辺で冷やされた空気が下流気流となり、足元に流れ、たまっていく現象をコールドドラフト現象といいます。
■コールドドラフト現象を起きにくくするための施策例
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①窓にハニカム構造のブラインドを設置
ハニカム構造と言われる蜂の巣型のブラインドは、断面に空気層ができるようになっているため、外部からの熱を防ぎ、室内からの熱を逃さないような仕組みになっていますので、随分と断熱効果が違ってまいります。
(タチカワブラインド公式サイトより引用:https://www.blind.co.jp/)
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②吹き抜け部分にシーリングファンを設置
ファンが回転することで、部屋の空気がかくはんされるのが特徴です。あたたかい空気が上に、冷たい空気が下に溜まることなく、天井付近と足元の温度差を減らす効果が期待できます。冷暖房効率が向上し室内の温度を均一に保ちやすいので、電気代の節約に繋がるのも嬉しいポイントです。
その辺りは工務店の経験と、設計士の提案力、またアフターでOB様宅を廻っていれば自ずと知識レベルが上がります。
『吹き抜け』をご検討し、構造や断熱にも拘りたいお客様は是非ともお問い合わせ下さい。
皆さまからのお問い合わせを、ドンドンお待ち申し上げております
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