プロに聞く住まいのお手入れ&トラブル解決「扉のスライド丁番を調節」
こんにちは、アフター担当の中山です。
少しずつ春に近づいている今日この頃。まだ急に寒くなる日もあるので、気をつけて過ごしましょう。
今月のメンテナンス情報は、スライド丁番の調整方法をご紹介します。
下駄箱やクローゼット、洗面台・キッチンなどの収納扉が傾いていたり、ガタついたりしていませんか?
閉めた状態で、扉と枠の隙間が場所によって違う場合や、ちょっと傾いて見える場合は、ひどくならないうちに対処を。
ドライバー1本で直せることが多いので、チャレンジしてみましょう!
ただし、種類によっては調整ができないものもあります。
くれぐれも無理をしないようにしてくださいね。
【①扉を上下に動かしたい場合】
Ⓐは金物を本体に固定するための金物固定ネジです。反時計廻りに回してネジを緩め、上下に動かせるようなら、金物本体の位置を調整しましょう。
扉には複数の金物が付いています。1カ所だけを大きく動かすのではなく、それぞれの金物を同じように少しずつ動かすのがコツです。
【②扉を前後に動かしたい場合】
扉が飛び出したり、引っ込んだりしている場合は、Ⓑの前後調整ネジを調整します。
緩めていくと、扉側の金物が前後にスライドするように動きます。金物を固定する働きを兼ねている場合が多いので、緩め過ぎには要注意!
しっかり扉を持ったまま少しずつ動かし、「良さそうかな?」と思ったら一度ネジを閉め、扉を閉じて確認してください。
ちょうど良い位置になるまで、何回か微調整しましょう。
【③扉を左右に動かしたい場合】
Ⓒの左右調整ネジには、固定する機能はないものが多く、ネジを回すことで金物が浮いたり沈んだりします。
ネジを時計廻りに回転させると、金物が浮いてくるのが一般的です。
扉には複数の金物が付いています。1カ所だけを大きく動かしても調整不足の場合は、他の金物のネジを逆に回して調整しましょう。
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